注目の障害馬2頭…山本康志騎手

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土曜東京4レース・障害4歳上未勝利に出走を予定しているビービーマイセン(牡4、美浦・松山康厩舎)と日曜東京4レース・障害4歳上オープンに出走を予定しているジュヌドラゴン(牡6、美浦・小島茂厩舎)について、山本康志騎手に話を聞いた。

ビービーマイセンは、障害デビュー戦(3/2・中山・芝ダ2880m)で手綱を取った。
「初戦はまだスタミナ不足という感じでしたね。ただ、飛びも上手でしたし、障害初戦から問題のないレースが出来たので、2戦目はもっと良くなるだろうと思いました」とレースを振り返る。

2戦目は小野寺祐太騎手が騎乗して4着。今回は障害デビュー戦以来のコンビとなる。
「この中間に稽古で乗りましたけど、障害初戦の頃よりもバランス良く走れるようになっていますし、状態は良くなっていると思います。先行力があるので東京コースも問題ありませんし、前走以上にやれていいと思っています」と意気込みを語る。


ジュヌドラゴンは、昨年12月の三木ホースランドパークジャンプステークス以来のコンビとなる。
「以前よりも攻め量をどんどん増やせていますし、今まで以上にスタミナがあると思います。飛びも本来の上手な感じが戻ってきています」と中間の調整過程で好感触を掴んでいるようだ。

「一瞬の切れは今までと同じように使えるので、あとは4コーナーの位置取り次第ですね。結果を出すには、ある程度後ろ過ぎない位置で直線を向ければと思っています。上手くスタートを切れればそのまま流れに乗っていけばいいですし、スタートがひと息の場合は、東京の淡々とした流れのなかを上手くかいくぐりながら4コーナーでは良い位置につけたいと思っています」と意欲を見せる。