【ヴィクトリアM】好調ハナズゴール「文句のつけどころのない走り」

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8日、日曜東京11レース・ヴィクトリアマイル(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、阪神牝馬ステークス4着のハナズゴール(牝4、美浦・加藤和厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F51.6-36.2-23.5-11.6をマークした。

【加藤和宏調教師のコメント】
「前走も馬の状態は良かったですけど、雨の馬場にくわえて、この馬にとっては小回りの阪神芝1400内回りという条件でしたからね。1番人気ということもあって、早めに外を上がって勝ちに行く形になりましたし、いろいろな面で良い方向に向かなかったと思います。レース後、美浦に帰ってきてからも落ち着きがありますし、カイ食いも思ったほど落ちませんでした。
1週前追い切りはある程度やりましたけど、文句のつけどころのない感じの走りでした。今週は調整程度で、思っていたよりも時計は出ましたが、それも調子の良さが出たかなと思います。東京コースは、下級条件のときでもこの馬の持ち味を生かす競馬が出来たので、得意なコースだと思います。
自分としては、終いの1ハロンで全部を負かすイメージを持っていますが、展開もありますからね。どう乗るかに関しては、ジョッキーに任せるだけです。週末の天気については不安もありますが、良い結果が出ることを信じています。小柄ですけど、闘争心や爆発力、他の馬に負けたくないという気持ちを持っている馬なので、そういうところをファンに見せられれば幸せです」