前年女王ホエールが復活のハナ差2着「よく立ち直ってくれた」

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昨年の勝ち馬ホエールキャプチャはゲートで出負け。後方からレースを進めて、直線に向くと、そこから上がり3Fは33秒4のキレ味を発揮。ゴール前ではヴィルシーナを差しきらんばかりの勢いをみせたが、クビの上げ下げでハナ差惜敗した。
「ゲートで躓き、滑るようにスタートしてしまった。そこからはスムーズに運べ、最後だって脚色はこちらのほうが上。タイミングで負けてしまった。差が差だけに悔しいね。だいぶ状態も持ち直してきているんだろうし、やっと形になった。厩舎スタッフもみんながんばっている。よく立ち直ってくれた」と蛯名騎手。昨年のヴィクトリアマイル以降は5戦連続フタ桁着順。ピークは過ぎたかにみられていたが、これまでとは一転した鋭さをみせて、健在をアピールした。

【田中清隆調教師のコメント】
「去年の秋は状態が悪かったんだろうね。それが良くなってきたということでしょう。スタートで躓いているし、今日は運がなかった。今後はまだわかりません」