【オークス】ブロッサム堀師は秘策「新しい馬具を着けて…」

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16日、日曜東京11レース・オークス(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、フローラステークス2着のエバーブロッサム(牝3、美浦・堀厩舎)は、戸崎圭太騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F52.0-38.2-13.1をマークした。

【堀宣行調教師のコメント】
「前走は、フラワーカップの頃よりもフィジカルが良くなって、一段階上の調整過程でレースに臨めたので、最後に差されてしまったことには物足りない印象を受けました。それでも、ここまで競馬を覚えさせながらある程度の結果を出してきてくれているので満足しています。ディープ産駒の牝馬にしては、メンタル面が落ち着いていて折り合いに心配がないので、調教も競馬も組み立てやすいタイプです。
今日の追い切りは、終い1ハロンの反応を見ることと、ハミを抜いて反応が遅くなる点を解消するために新しく着けたクロスノーズバンドという馬具の感触をジョッキーに確認してもらうことが目的でした。終いもしっかり反応していましたし、馬具も悪い影響がなかったようなので満足しています。
枠順に関しては、この馬自体ゲートに大きな問題はありませんし、展開に合わせて対応できるのでどこでも問題はありません。馬場が多少渋っても能力を出せると思いますし、馬場状態に合わせて作戦を変えることで対応できると思います。
状態が上がっているなかでG1に臨めるので楽しみです。ここで出た結果を次回に生かしていかないといけませんし、相手関係や馬場状態など重要なファクターをジョッキーとしっかり確認して、厩舎とジョッキーで共通認識を持って競馬に臨みたいと思います」