【安田記念】G1勝ちの舞台でブラックヒル「ここが最大の目標だった」

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6月2日(日)に行われる安田記念(G1)に出走予定のカレンブラックヒル(牡4、栗東・平田厩舎)を管理する平田修調教師の一問一答は以下の通り(29日、最終追い切り後)。

-:マイラーズカップは正攻法の競馬に見えて4着。内容としてはどうご覧になってましたか?

平:結果4着では納得できる着順じゃないけど、内容的にはね(悪くない)。1頭だけ58キロを背負って、ハイペースを先行して、一旦抜け出したけど後ろから来た馬に差された、という形だったので。満足はしてないけど、仕方なかったなと思っています。

-:そこからひと月少々、この中間はどのようことをポイントに過ごされましたか?

平:とりあえず競馬の疲れを取って、そこから上げて行こうと。そう考えながらやってきました。

-:今年3戦目になりますが、ここ2走と比較して馬の気配というのは?

平:一戦、一戦、ある程度の状態まで仕上げて競馬に使ってたので、良い意味で、良い状態をキープできているなと思っています。

-:今朝、坂路で追い切られましたが、動き、気配はいかがでしたか?

平:そこそこやるように指示しました。全体の時計はむちゃくちゃ速い時計ではなかったけど、終い2ハロンはエエ時計で上がってきてくれたので。それでもまあ、余力が残っているように見えたので。まあ、エエ動きやったと思ってます。

-:前々から春の最大の目標はここというお話もありましたが、納得できる仕上がりということですか?

平:いい感じできたと思っています。

-:今回は別路線組もかなり参戦ということで、今の段階でメンバーを見渡してどんな印象でしょうか?

平:そうですねえ。別路線から来た馬が何頭かいたりして、それも別路線と言うてもね、トップの馬が来てるので。もちろんマイル路線の馬もね、強い馬が一杯いる中で、そう簡単にはいかへんっていう印象を持ってます。

-:ただ、この馬とすればもう、いつもどおりのスタイルを貫くのみというところですか?

平:そうですね。ブラックヒルにとってはもう、G1を勝っている舞台でもあるしね。相手がどうこうではなくて、ブラックヒルの競馬が出来ればと思ってます。

-:では改めて、この春の最大目標への意気込みを聞かせていただけますか?

平:去年の秋から天皇賞に挑戦してみたりとか、ダートのフェブラリーSに挑戦してみたりとかしてきましたけど、と言っても、安田記念が最大の目標だったので。ここまでは思い通りの調整が出来ているので、あとはもう無事に競馬本番を迎えてね、ブラックヒルの力を出してくれたらと思ってます。