【安田記念】京王杯勝ちマッジョーレ「マイルのほうが向いている」

トピックス

6月2日(日)に行われる安田記念(G1)に出走予定のダイワマッジョーレ(牡4、栗東・矢作厩舎)を管理する矢作芳人調教師の一問一答(29日、最終追い切り後)は以下の通り。

-:前哨戦(京王杯SC)は力強くジワジワ伸びてきました。振り返っていかがでしょう。

矢作芳人調教師:この馬はもう少し前は切れたような気がするんですが、最近はなかなかしぶとい脚になってきたので、ちょっと観ているほうとしてはヒヤヒヤしましたけれども、それだけに逆に強かったなと感じました。

-:その変わってきたという部分は、東京の1600を戦う上ではいい材料と思っていいのでしょうかね。

矢:凄くそのように思います。

-:これも成長なんですかね。

矢:体はに大きな変化はないんですけれども、気性なのか、やはり自分が見えていない部分が変わってきているのではないかと思います。

-:レース後の様子を教えてください。

矢:2、3日はさすがに疲れているのかなと思ったんですけれど、レースまで3週間だったので、1週間は回復、1週間で状態を上げて、最後の1週間で仕上げるというパターンでやってみまして、疲れも1週間以内に取れましたし、その後は順調にきています。

-:今日の追い切りでも坂路でいい時計が出ていましたけれども、どういうような内容、指示だったのですか。

矢:この馬もグランプリボスと似たような感じで、後ろから行ってゴール前で抜け出すというイメージでやったんですけれども、それこそ京王杯のレースのようにしぶとく終い伸びきったという感じで、以前より追ってからの味というのが出ているように思います。

-:では、益々プラス200メートルというのは楽しみですね。

矢:もちろん。1400というのは少し不安でしたので、マイルのほうが向いているのは間違いないです。

-:ダイワマッジョーレに関して、豊富と意気込みをお願いします。

矢:40年以上もお世話になっているオーナーの馬で重賞を取れてG1に出れるというのは、非常に感慨深いものを覚えています。兄貴分(グランプリボス)もいますれど、この馬も本当に伸び盛りなので、こちらはプレッシャーよりもワクワクするばかりで。いいレースをしてくれるのではないかと期待していますので、応援よろしくお願いいたします。