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【安田記念】矢作師グランプリボスに「今年は全部勝つつもり」
2013/5/29(水)
6月2日(日)に行われる安田記念(G1)に出走予定のグランプリボス(牡5、栗東・矢作厩舎)を管理する矢作芳人調教師の一問一答は以下の通り(29日、最終追い切り後)。
-:矢作芳人調教師にお話をうかがいます。よろしくお願いいたします。前走は強い内容での勝利となりました。振り返って評価はいかがでしょうか?
矢作芳人調教師:また外枠だったのでで、その点が非常に不安だったんですけども、まあそれも関係ないという感じの勝ち方だったので、大変満足しています。
-:やっぱりその枠順が決まったときには、折り合い面などを、こう枠順で「あっ!」と思われた時はあったわけですか?
矢:すごく思いましたね、はい。
-:本当にクリアされましたね。
矢:昨年のスワンSもそうだったんですけども、外枠をクリアできたというのは大きいと思います。
-:それが今までは、久々の競馬でなかなか成績が出ていなかったのに、それも克服されたんですが、今までとの違いみたいなものはあったわけですか?
矢:まあ同じような過程を踏んで仕上げているんですけども、今までの休み明けでは、やはり自分が期待したほど馬の状態がレースまで上がってこなかったんです。前回のマイラーズCに関しては、その時点で非常に状態が上がっていると、走れる状態にある、というような手応えを感じていました。ですから枠順が出るまでは、すごく自信がありました。
-:でも、その枠順もまったく関係なかったと。
矢:そうですね、はい。
-:今までは、なかなか久々でいい状態まで上がってこられなかったのが、今回上がってきたというのは、馬そのものも、成長というのも大きいんですか?
矢:もちろん、そうだと思います。様々な経験を積み重ねている馬ですから、ようやくそれが開花してきたかなというふうに感じています。
-:では、これからもう久々というのは気にしなくてもいい馬になっているのかもしれませんよね。
矢:それはプレッシャーですね、頑張って仕上げます(笑)。
-:レース後の過程を教えてください。
矢:レース後、当初は京王杯を挟むことも考えていたんですけども、まあ安田記念を獲るためにはどうしたらいいかと考えたときに、京王杯はパスして、安田記念一本でいくと。それを決めた時点でノーザンファームしがらきのほうに短期放牧に出しまして、5月上旬に帰厩してからは、至極順調に、調整を積んできております。
-:そして、迎えた今日の追い切りなんですが、どういうテーマで追い切りされたんでしょうか?
矢:いつものことで馬の後ろで折り合うということだったんですけども(笑)、今日はちょっと行っちゃいましたね、はい。
-:上がってきた感じというのは、どうだったですか?
矢:なんていうか、もう完全にスイッチが入ったというか、レースに向けて出来上がったという雰囲気です。
-:では、「行っちゃった」というのは、誤算度としてはどの程度なんでしょう?
矢:まあ、あまり気にしないですけども、はい。
-:元気だということですよね。
矢:そうですね、あとはジョッキーはもう何回も乗って手の内に入れているんで、それほどレースに行っての折り合いは、以前ほど心配していません。
-:時計もこの下が悪い中、相当出てますが、「行っちゃった」というのをマイナスにしても、素晴らしいデキのように思うんですが。
矢:そうですね、もうデキというよりも、パワー、能力、それが全てだと思います。
-:そのパワー、能力、東京の1600、こう「悔しい、でも成績は残している」。どういうようなイメージの舞台なんでしょうか?
矢:とても合っていると思いますね、それほどスパッと切れる感じではないんで、東京の1600というのは、この馬には非常にいい舞台だと思っています。
-:先生はどういったところをポイントとして、東京の1600の攻略を見ていらっしゃいますか?
矢:いや、特にもう、レースに関してはジョッキーに任せるだけですし、不利さえなければ大丈夫だと思ってますんで。
-:去年はマイルのG1、本当に悔しい思いをされたと思うんですが、今年こそですよね。
矢:そうですね、“今年は全部勝つつもり”というテーマでやってきてますんで、そのつもりでレースに臨みたいと思っています。
-:先ほど折り合いの面のお話もありました。それもいかがでしょう、心配面としては?
矢:いや、そんなに心配してませんよ。
-:先ほど、“前走は外枠で「あっ!」というふうに思った”というふうなお話があったんですが、今回の枠に関しては?
矢:そうですね、まあ不安材料はどんどん消えていっているんですけども、それでもやっぱり、あんまり外じゃないほうがいいですよね。
-:じゃあ、真ん中より内側だったら、本当にうれしいですね。
矢:そこまでこだわらないですよ、本当に大外じゃなければいいぐらいに思ってます。
-:本当に能力がどんどんどんどん進化しているグランプリボスだと思うんですが、今の時点で「一番伸びてきたな」というふうにお感じになる部分はどうですか?
矢:“胸”ですね、胸の深さが一段と増して、体が本当に良くなりました。
-:では、今まで私たちが「ああ、さすがに強いな」と思っていたグランプリボスから、また進化が起こっているということですね。
矢:そういうふうに思っています。
-:今回、別路線からの参戦など、いろんな話題がある安田記念なんですが、先生はメンバーをご覧になっていかがですか?
矢:いや~、とっても面白いですよね。もともと競馬が好きですから、いち競馬好きとしてすごく面白い、興味深いメンバーだなと。レースもすごくいいレースになるんじゃないかなと思ってます。
-:別路線からの組には負けたくないですよね。
矢:いや~まあ(笑)、別路線だろうが何だろうが、負けたくはないです。特には自分が調教師として意識するところは何もないですけども、ファンの皆さんが喜んでくれるんじゃないかなというふうに、楽しみにしてます。
-:では、そのファンの皆さんにメッセージをお願いいたします。
矢:本当に順調に来られたことが、何よりもいい状態でレースを迎えられるということですね。それが何よりだと思っています。きっといいレースをしてくれると思いますので、応援のほど、くれぐれもよろしくお願いいたします。
-:矢作芳人調教師にお話をうかがいます。よろしくお願いいたします。前走は強い内容での勝利となりました。振り返って評価はいかがでしょうか?
矢作芳人調教師:また外枠だったのでで、その点が非常に不安だったんですけども、まあそれも関係ないという感じの勝ち方だったので、大変満足しています。
-:やっぱりその枠順が決まったときには、折り合い面などを、こう枠順で「あっ!」と思われた時はあったわけですか?
矢:すごく思いましたね、はい。
-:本当にクリアされましたね。
矢:昨年のスワンSもそうだったんですけども、外枠をクリアできたというのは大きいと思います。
-:それが今までは、久々の競馬でなかなか成績が出ていなかったのに、それも克服されたんですが、今までとの違いみたいなものはあったわけですか?
矢:まあ同じような過程を踏んで仕上げているんですけども、今までの休み明けでは、やはり自分が期待したほど馬の状態がレースまで上がってこなかったんです。前回のマイラーズCに関しては、その時点で非常に状態が上がっていると、走れる状態にある、というような手応えを感じていました。ですから枠順が出るまでは、すごく自信がありました。
-:でも、その枠順もまったく関係なかったと。
矢:そうですね、はい。
-:今までは、なかなか久々でいい状態まで上がってこられなかったのが、今回上がってきたというのは、馬そのものも、成長というのも大きいんですか?
矢:もちろん、そうだと思います。様々な経験を積み重ねている馬ですから、ようやくそれが開花してきたかなというふうに感じています。
-:では、これからもう久々というのは気にしなくてもいい馬になっているのかもしれませんよね。
矢:それはプレッシャーですね、頑張って仕上げます(笑)。
-:レース後の過程を教えてください。
矢:レース後、当初は京王杯を挟むことも考えていたんですけども、まあ安田記念を獲るためにはどうしたらいいかと考えたときに、京王杯はパスして、安田記念一本でいくと。それを決めた時点でノーザンファームしがらきのほうに短期放牧に出しまして、5月上旬に帰厩してからは、至極順調に、調整を積んできております。
-:そして、迎えた今日の追い切りなんですが、どういうテーマで追い切りされたんでしょうか?
矢:いつものことで馬の後ろで折り合うということだったんですけども(笑)、今日はちょっと行っちゃいましたね、はい。
-:上がってきた感じというのは、どうだったですか?
矢:なんていうか、もう完全にスイッチが入ったというか、レースに向けて出来上がったという雰囲気です。
-:では、「行っちゃった」というのは、誤算度としてはどの程度なんでしょう?
矢:まあ、あまり気にしないですけども、はい。
-:元気だということですよね。
矢:そうですね、あとはジョッキーはもう何回も乗って手の内に入れているんで、それほどレースに行っての折り合いは、以前ほど心配していません。
-:時計もこの下が悪い中、相当出てますが、「行っちゃった」というのをマイナスにしても、素晴らしいデキのように思うんですが。
矢:そうですね、もうデキというよりも、パワー、能力、それが全てだと思います。
-:そのパワー、能力、東京の1600、こう「悔しい、でも成績は残している」。どういうようなイメージの舞台なんでしょうか?
矢:とても合っていると思いますね、それほどスパッと切れる感じではないんで、東京の1600というのは、この馬には非常にいい舞台だと思っています。
-:先生はどういったところをポイントとして、東京の1600の攻略を見ていらっしゃいますか?
矢:いや、特にもう、レースに関してはジョッキーに任せるだけですし、不利さえなければ大丈夫だと思ってますんで。
-:去年はマイルのG1、本当に悔しい思いをされたと思うんですが、今年こそですよね。
矢:そうですね、“今年は全部勝つつもり”というテーマでやってきてますんで、そのつもりでレースに臨みたいと思っています。
-:先ほど折り合いの面のお話もありました。それもいかがでしょう、心配面としては?
矢:いや、そんなに心配してませんよ。
-:先ほど、“前走は外枠で「あっ!」というふうに思った”というふうなお話があったんですが、今回の枠に関しては?
矢:そうですね、まあ不安材料はどんどん消えていっているんですけども、それでもやっぱり、あんまり外じゃないほうがいいですよね。
-:じゃあ、真ん中より内側だったら、本当にうれしいですね。
矢:そこまでこだわらないですよ、本当に大外じゃなければいいぐらいに思ってます。
-:本当に能力がどんどんどんどん進化しているグランプリボスだと思うんですが、今の時点で「一番伸びてきたな」というふうにお感じになる部分はどうですか?
矢:“胸”ですね、胸の深さが一段と増して、体が本当に良くなりました。
-:では、今まで私たちが「ああ、さすがに強いな」と思っていたグランプリボスから、また進化が起こっているということですね。
矢:そういうふうに思っています。
-:今回、別路線からの参戦など、いろんな話題がある安田記念なんですが、先生はメンバーをご覧になっていかがですか?
矢:いや~、とっても面白いですよね。もともと競馬が好きですから、いち競馬好きとしてすごく面白い、興味深いメンバーだなと。レースもすごくいいレースになるんじゃないかなと思ってます。
-:別路線からの組には負けたくないですよね。
矢:いや~まあ(笑)、別路線だろうが何だろうが、負けたくはないです。特には自分が調教師として意識するところは何もないですけども、ファンの皆さんが喜んでくれるんじゃないかなというふうに、楽しみにしてます。
-:では、そのファンの皆さんにメッセージをお願いいたします。
矢:本当に順調に来られたことが、何よりもいい状態でレースを迎えられるということですね。それが何よりだと思っています。きっといいレースをしてくれると思いますので、応援のほど、くれぐれもよろしくお願いいたします。
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