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【安田記念】デキに太鼓判の安田師「カナロアは調教イコール競馬」
2013/5/29(水)
2日(日)に行われる安田記念(G1)に出走予定のロードカナロア(牡5、栗東・安田隆厩舎)を管理する安田隆行調教師の一問一答は以下の通り(29日、最終追い切り後)。
-:今日、追い切りがありました。どのような指示だったんでしょうか?
安田隆行調教師:一番のコースで追い切ったんですけど、岩田騎手に「根っきり葉っきりじゃなくてもいいから、それなりに出す追い切りをしてくれ」と。そういう注文でした。
-:仰った通り、追いかけて先着、という内容だったんですけど、内容に関してはいかがですか?
隆:時計にしろ、内容にしろ、十分に満足できる動きでした。調教に関しては満足度は高いです。
-:「調教に関しては」というお話なんですが、というのは距離ということですか?
隆:そうですね。やはり今度、安田記念は1600mなんでね。そのあたりが、ホントにボク自身もどんな感じかまだ見えてこないんですよ。まあ馬自身は凄くやる気になってるんでね。カナロアにすがる気持ちですね。
-:行けるぞ、という、何か拠り所みたいなものはいかがですか?
隆:まあ出走させるからには「行けるぞ」という、そういう気持ちは常に持ってます。
-:1200mだけじゃなく、1400mの重賞でのあの強さからすると、あと200mくらいは、というふうに思ってしまうんですが。
隆:ただね、東京競馬場の1600mは直線も長くて、凄くハードなコースなので、そのあたりをカナロアがどういうふうにこなしてくれるか。まあ自分自身も楽しみでもありますし、凄く不安でもあります。
-:その東京の1600m、先生はポイントをどういうふうにご覧になってますか?
隆:カナロア自身が上手く、気分良く、折り合いをつけて走ってくれれば結果は出せるんじゃないかと思っています。
-:その、気分良く折り合う、ココに持っていくためにはどういうことが必要なんでしょう?
隆:日頃の調教から、角馬場でハッキングし、コースに入りハッキングし、坂路で思うような調教もできますし。そういうのがひとつのカナロアの糧としてずっとやってきたんですけど、今の段階では凄く馬自身も落ち着いていて、騎乗者の言うことも凄く聞きますし。今のところ引っ掛かるという感じは全く見えてこないんですよね。
-:ではこれは、今回もひとつの大きな武器になりそうですよね。
隆:まあ競馬と調教は違うと言われたらそれまでなんですけど、この馬に関しては調教イコール競馬に繋がるんでね。そのあたりで上手くカナロアに1600mをこなしてほしいなと思っています。
-:先ほど少しお話頂きましたけど、今回は1200mから1600m、それ用の調教の変化みたいなものもあったわけですか?
隆:それ用の変化というよりも、普段からの積み重ねの調教です。1600mに使うからこうした、ああした、というんじゃなくて、今までの1200mのときと同じような形で調教してきました。
-:普段でしたら、最終追い切りも坂路で、という形なのかなと思うんですが、CWを選ばれました。
隆:今回は「競馬の週はコースで追おう」と、ひと月前から決めてましたし、その通り順調に調教もこなせて。先週の坂路でも、多少余裕もありましたけど、いい時計できたんで。今週はコースである程度やってみたいなと思っていました。
-:伺っていましたら、もう万全、デキているという感じですね。
隆:そうですね。今回のレースに関しては万全で挑めそうです。
-:今回の距離への挑戦の意義というのは、大変なものがあると思うんですが、先生、そのあたりは?
隆:今回、1600mを使った意味っていうのは、昨年もちょうど6月に函館スプリントを使って、秋に凄くいい形で繋がったんでね、今年も是非6月に1走したいと。そうなるともうレースが限られてきたので、この安田記念に的を絞ったんですけども。まあホントにいい形でこの安田記念に挑めそうなんですよ。だから、カナロア自身が上手く競馬を作ってくれればね、もう結果はついてくるんじゃないかと思ってます。
-:カナロアの参戦もそうですし、他の路線からの参戦もあります。1600mのスペシャリストもいます。メンバーをご覧になっていかがですか?
隆:やっぱり1600mの最強のメンバーですしね。ココにスプリンターの最強が加わって、ホントに競馬としても凄く面白いと思うんですよ。だからファンの皆さんもホント今回は注目してもらって、もちろんカナロアも見て頂きたいなと思っています。
-:調教後、岩田騎手とはどんなお話をされましたか?
隆:一応、どんな感じでした?と。「いや、もう折り合いもついて、馬自身が落ち着いている」と。そういうふうに聞いたんで、やっぱりカナロアだなと思いました。
-:枠とか、道悪とかの心配はどうですか?
隆:そうですねえ。枠はねえ、まあ確かにゲートのイイ馬なんで別にどこでもいいと言ったらアレなんですけど、やっぱりこう、真ん中へんでいいですね(笑)。道悪に関してはそんなに下手じゃないと思うんですけど、あんまり経験がないんですよね。だからこればっかりはやってみないと分かりません。
-:凄いメンバーの中で、凄いカナロアのレースを期待しているファンの皆さんは多いと思います。ひと言お願いします。
隆:今回、東京競馬場1600mの安田記念にロードカナロアが挑むんですけど、安田記念を安田調教師が獲れば凄く画になるなと思っていますので、応援よろしくお願いします(笑)。
-:先生、見出しとか考えられそうですね。
隆:いやいや、それはまあ、そのときの流れです(笑)。
-(報道陣からの追加の質問):例年、安田記念はかなり速いペースの決着が多いんですが、そのあたり、スピードの対応というのは大丈夫そうですか?
隆:やっぱり、折り合いがつけば絶対に爆発できるんですよ。それだけの脚はタメられるんでね。だからレースに行って馬が落ち着いて走れるか、これが最大のポイントですね。
-:今日、追い切りがありました。どのような指示だったんでしょうか?
安田隆行調教師:一番のコースで追い切ったんですけど、岩田騎手に「根っきり葉っきりじゃなくてもいいから、それなりに出す追い切りをしてくれ」と。そういう注文でした。
-:仰った通り、追いかけて先着、という内容だったんですけど、内容に関してはいかがですか?
隆:時計にしろ、内容にしろ、十分に満足できる動きでした。調教に関しては満足度は高いです。
-:「調教に関しては」というお話なんですが、というのは距離ということですか?
隆:そうですね。やはり今度、安田記念は1600mなんでね。そのあたりが、ホントにボク自身もどんな感じかまだ見えてこないんですよ。まあ馬自身は凄くやる気になってるんでね。カナロアにすがる気持ちですね。
-:行けるぞ、という、何か拠り所みたいなものはいかがですか?
隆:まあ出走させるからには「行けるぞ」という、そういう気持ちは常に持ってます。
-:1200mだけじゃなく、1400mの重賞でのあの強さからすると、あと200mくらいは、というふうに思ってしまうんですが。
隆:ただね、東京競馬場の1600mは直線も長くて、凄くハードなコースなので、そのあたりをカナロアがどういうふうにこなしてくれるか。まあ自分自身も楽しみでもありますし、凄く不安でもあります。
-:その東京の1600m、先生はポイントをどういうふうにご覧になってますか?
隆:カナロア自身が上手く、気分良く、折り合いをつけて走ってくれれば結果は出せるんじゃないかと思っています。
-:その、気分良く折り合う、ココに持っていくためにはどういうことが必要なんでしょう?
隆:日頃の調教から、角馬場でハッキングし、コースに入りハッキングし、坂路で思うような調教もできますし。そういうのがひとつのカナロアの糧としてずっとやってきたんですけど、今の段階では凄く馬自身も落ち着いていて、騎乗者の言うことも凄く聞きますし。今のところ引っ掛かるという感じは全く見えてこないんですよね。
-:ではこれは、今回もひとつの大きな武器になりそうですよね。
隆:まあ競馬と調教は違うと言われたらそれまでなんですけど、この馬に関しては調教イコール競馬に繋がるんでね。そのあたりで上手くカナロアに1600mをこなしてほしいなと思っています。
-:先ほど少しお話頂きましたけど、今回は1200mから1600m、それ用の調教の変化みたいなものもあったわけですか?
隆:それ用の変化というよりも、普段からの積み重ねの調教です。1600mに使うからこうした、ああした、というんじゃなくて、今までの1200mのときと同じような形で調教してきました。
-:普段でしたら、最終追い切りも坂路で、という形なのかなと思うんですが、CWを選ばれました。
隆:今回は「競馬の週はコースで追おう」と、ひと月前から決めてましたし、その通り順調に調教もこなせて。先週の坂路でも、多少余裕もありましたけど、いい時計できたんで。今週はコースである程度やってみたいなと思っていました。
-:伺っていましたら、もう万全、デキているという感じですね。
隆:そうですね。今回のレースに関しては万全で挑めそうです。
-:今回の距離への挑戦の意義というのは、大変なものがあると思うんですが、先生、そのあたりは?
隆:今回、1600mを使った意味っていうのは、昨年もちょうど6月に函館スプリントを使って、秋に凄くいい形で繋がったんでね、今年も是非6月に1走したいと。そうなるともうレースが限られてきたので、この安田記念に的を絞ったんですけども。まあホントにいい形でこの安田記念に挑めそうなんですよ。だから、カナロア自身が上手く競馬を作ってくれればね、もう結果はついてくるんじゃないかと思ってます。
-:カナロアの参戦もそうですし、他の路線からの参戦もあります。1600mのスペシャリストもいます。メンバーをご覧になっていかがですか?
隆:やっぱり1600mの最強のメンバーですしね。ココにスプリンターの最強が加わって、ホントに競馬としても凄く面白いと思うんですよ。だからファンの皆さんもホント今回は注目してもらって、もちろんカナロアも見て頂きたいなと思っています。
-:調教後、岩田騎手とはどんなお話をされましたか?
隆:一応、どんな感じでした?と。「いや、もう折り合いもついて、馬自身が落ち着いている」と。そういうふうに聞いたんで、やっぱりカナロアだなと思いました。
-:枠とか、道悪とかの心配はどうですか?
隆:そうですねえ。枠はねえ、まあ確かにゲートのイイ馬なんで別にどこでもいいと言ったらアレなんですけど、やっぱりこう、真ん中へんでいいですね(笑)。道悪に関してはそんなに下手じゃないと思うんですけど、あんまり経験がないんですよね。だからこればっかりはやってみないと分かりません。
-:凄いメンバーの中で、凄いカナロアのレースを期待しているファンの皆さんは多いと思います。ひと言お願いします。
隆:今回、東京競馬場1600mの安田記念にロードカナロアが挑むんですけど、安田記念を安田調教師が獲れば凄く画になるなと思っていますので、応援よろしくお願いします(笑)。
-:先生、見出しとか考えられそうですね。
隆:いやいや、それはまあ、そのときの流れです(笑)。
-(報道陣からの追加の質問):例年、安田記念はかなり速いペースの決着が多いんですが、そのあたり、スピードの対応というのは大丈夫そうですか?
隆:やっぱり、折り合いがつけば絶対に爆発できるんですよ。それだけの脚はタメられるんでね。だからレースに行って馬が落ち着いて走れるか、これが最大のポイントですね。
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