【岩手ダービー】高松亮&ヴイゼロワンが早めの競馬で消耗戦制す

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2013年6月3日(月)、盛岡競馬場で行われた第33回 DW2013 岩手ダービー ダイヤモンドカップ(3歳 1着賞金:500万円 ダート2000m)は、高松亮騎手騎乗の4番人気・ヴイゼロワン(牡3、岩手・千葉幸厩舎)が押し切り。勝ちタイムは2.12.7(良)。

2着には1.1/2馬身差で1番人気・ハカタドンタク(牡3、岩手・板垣吉厩舎)、3着には8番人気・テンショウリバイヴ(牡3、岩手・畠山信厩舎)が続いている。

レースはリュウノタケシツウがテンから飛ばし、ヴイゼロワンは3番手を追走。3コーナーではコウギョウデジタルが先頭に躍り出たところへ、ヴイゼロワン、ハカタドンタクがスパート。
直線に向くと、ヴイゼロワン、ハカタドンタクの併せ馬になり、一旦はハカタドンタクが並びかかったが、ヴイゼロワンがしぶとく差し返し、レース上がり42.5秒の消耗戦を制した。

勝ったヴイゼロワンは門別競馬でデビュー。岩手競馬には前走から転入していたが、持ち前のスタミナを活かし、タイトルを手にした。馬主は大久保和夫氏、生産者は日高の新生ファーム。

【高松亮騎手のコメント】
「岩手に転入の初戦だった前走も直線で遊ぶところがあって、今回も意識していたんですが、3コーナー手前まで遊ぶところがあったので気合を入れながらのレースでした。直線でハカタドンタクに一回交わされていますが、道中で遊んでいた分、もう一度伸びて差し返してくれて、馬の力を感じました。切れるタイプの馬ではありませんが、道営で長距離を経験していて適性もあったと思います。自分から動いて強気に行ったのが勝因ですね。」

ヴイゼロワン
(牡3、岩手・千葉幸厩舎)
父:ダイタクリーヴァ
母:ファイヤーチェリー
母父:Horse Chestnut
地方通算成績:6戦3勝






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