東西両睨みアカンサスは馬場を考慮「天気予報が気になる」

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5日、日曜阪神11レース・マーメイドステークス(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、福島牝馬ステークス11着のアカンサス(牝5、美浦・畠山吉厩舎)は、柴山雄一騎手を背に坂路コースで追われ、4F51.0-37.8-25.1-12.6をマークした。
なお、同馬は日曜東京11レース・エプソムカップ(G3)への出走も視野に入れている。

【畠山吉宏調教師のコメント】
「前走は、4コーナーで狭くなったときに前の馬に乗りかかる形になってバランスを崩してしまいました。レース後は山元トレセンに放牧へ出して調整してもらってきました。今週を目標に帰厩してきましたが、この馬としてはカイ食いが良く、馬体減りもありません。先週もウッドでハードな追い切りが出来ていますし、それだけ馬がしっかりしてきているということだと思います。
今日の追い切りは柴山騎手に乗ってもらって馬なりでやりましたが、その割りには時計も良いですし、出走態勢は整いました。現時点ではまだどちらのレースに出走するか決めていませんが、良馬場でやりたいので天気予報が気になるところです。
マーメイドに出走することになっても、牝馬同士なら55キロを背負っても差のない競馬が出来ると思いますし、エプソムに出走することになっても、コース条件が良いので、終いが生きる展開なら牡馬相手でもヒケは取らないと思います。この先の秋の大きいところを目指して、着順を上げていきたいと思っています」