【東海ダービー】兒島真二&牝馬・ウォータープライドが快勝!

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2013年6月7日(金)、名古屋競馬場で行われたDW2013 第43回 愛知県知事賞 東海ダービー(3歳 別定 1着賞金:500万円 ダート1900m)は、兒島真二騎手騎乗の1番人気・ウォータープライド(牝3、愛知・塚田隆厩舎)が優勝。勝ちタイムは2.05.3(良)。

2着には3/4馬身差で7番人気・ホウライジェントル(牡3、愛知・藤ケ人厩舎)、3着には4番人気・ゴールドブラザー(牡3、笠松・鈴木良厩舎)が続いている。
東海ダービー連覇中の川西毅調教師が送り込んだピッチシフター(牝3、愛知・川西毅厩舎)は4着、エストレーモ(牡3、愛知・川西毅厩舎)は5着に終わっている。

レースは序盤から隊列がバラける中、ゴールドブラザーがハナ、続いて、ウォータープライド、マイネルルビウスらが追走。2週目の1コーナーでホウライジェントルが仕掛け、先頭へ踊り出ると、向こう正面では更にマクり、後続を引き離しに。
しかし、人気のウォータープライドはライバルの独走を許さず追撃、3コーナーからは2頭の一騎打ちの様相に。結果的には人気のウォータープライドが押し切り、牝馬ながらダービー制覇となった。

勝ったウォータープライドは父マイネルラヴ、母キョウワセイラン、母父タイキシャトルという血統。前走、園田ののじぎく賞では、昨日の兵庫ダービーを制したユメノアトサキに惜敗も、地元の東海クイーンCを快勝するなど、当地の牝馬では実績上位。見事、牡馬を降してのダービー制覇となった。

騎乗していた兒島真二騎手、管理する塚田隆男調教師共に嬉しい同レース初勝利となっている。

【児島真二騎手のコメント】
「騎手生活33年目で念願のダービー制覇となりました。騎手としてダービーは勝ちたいレースでしたが、出られる馬が限られているレースですので、これまでに巡り合いはありませんでした。
最初にウォータープライドに跨ったときは跳びは良かったですが、こんなに走るようになるとは思いませんでした。これまでグランダムジャパンの3歳戦を2勝しており、関東オークスに出走する選択肢もあったのですが、塚田調教師が『ダービーを使おう』と言ってここに目標を絞りました。
好スタートを切ったので前に付けました。ペースが遅くて1コーナーでホウライジェントルが行ってくれたので、それを行かせて2番手でいいなと思いました。直線を向いて、その2頭での叩き合いとなって、どっちもバテなかったので、直線半ばで2頭のどっちかという勝負になり、最後抜け出してくれました。1番人気の支持に応えられてよかったです」

ウォータープライド
(牝3、愛知・塚田隆厩舎)
父:マイネルラヴ
母:キョウワセイラン
母父:タイキシャトル
地方通算成績:13戦8勝





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