マイネルフロストが快勝!高木厩舎ワンツー…東京新馬

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13年6月9日(日)、3回東京4日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、三浦 皇成騎手騎乗の5番人気・マイネルフロストが優勝。勝ちタイムは1:50.9(良)。

2着には2馬身差で3番人気・ウインマーレライ(牡2、美浦・高木厩舎)、3着には9番人気・ブラックチョコ(牝2、美浦・武市厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたアピシウスは直線で伸びがなく15着に敗れた。

ゲートで立ち遅れる馬もいたが、馬群は密集したまま、スローペースで3コーナーへ。終始、好位3~4番手のインを追走していたマイネルフロストは前を行く馬がバテて、空いたインのスペールから抜け出し。モタれるライバルを尻目に楽々と押し切った。人気のウインマーレライは後方から追い込み。直線では右へ左へフラフラとして、大きくロスしながら、2着に食い込んだ。

勝ったマイネルフロストはおじに通算6勝のスリージェムがいる血統。 馬主は株式会社 サラブレッドクラブ・ラフィアン、生産者は新冠の競優牧場。馬名の意味由来は「冠名+氷結、霜」。

1着 マイネルフロスト(高木登調教師)
「新馬向きの個性。いきなり勝負になると見ていましたよ。距離はもう少し短いほうがいいのでしょうが、スローになると思いましたしね。気持ちを乗せすぎないように仕上げましたが、体はすっきりできていました。いったん放牧を挟み、次につなげます」

2着 ウインマーレライ(高木登調教師)
「マイネルフロストと同様、能力を買っている馬ですが、こちらは粗削りなぶん、2着でしたね。いい瞬発力があります。良化の余地はかなり見込めますよ」

3着 ホトトヤエ(蛯名騎手)
「追い出しを待つ余裕があったのに、伸び切れなかったね。まだトモがしっかりしていない。性格がいいし、使いながら良くなるだろう」

3着 ブラックチョコ(嘉藤騎手)
「がんばりました。1、2着馬に切れ負けしたとはいえ、よく伸びています。まだまだ良くなりますよ」

4着 トゥルーモーション(戸崎騎手)
「敗因は位置取りです。競馬が上手ですし、ペースが上がっても素直に反応。いずれ走ってきますよ」

6着 ロッカバラード(蛯名騎手)
「かたちとしては良かったけど、真面目に走っていない。色気を出して興奮していた。まだ気持ちが幼いよ。これからの馬だね」

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マイネルフロスト
(牡2、美浦・高木厩舎)
父:ブラックタイド
母:スリースノーグラス
母父:グラスワンダー



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