復帰を目指していたフェイトフルウォーが屈腱炎、引退へ

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昨年の天皇賞(春)以降、両前肢の腱鞘炎で長期休養していたフェイトフルウォーは、20日(木)、左前に屈腱炎を発症。引退することが、所属する社台サラブレッドクラブで発表された。

同馬はオルフェーヴル、ゴールドシップらと同じく父ステイゴールド、母父メジロマックイーンという「黄金血統」の血統馬。デビュー戦は返し馬で放馬しながら、新馬勝ちした逸話の持ち主でもある。
これまでに京成杯、セントライト記念の重賞2勝をマークしていたが、昨年の天皇賞(春)で13着に敗退。その後、腱鞘炎を発症。長期休養から、先月に美浦トレセンへ帰厩。復帰へ向けて、調整のピッチをあげていた最中だった。
馬主は社台レースホース、生産者は社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「重大な戦い」。

フェイトフルウォー
(牡5、美浦・伊藤伸厩舎)
父:ステイゴールド
母:フェートデュヴァン
母父:メジロマックイーン
通算成績:10戦3勝
重賞勝利:
11年セントライト記念(G2)
11年京成杯(G3)