タイムズアローがゴール寸前で差し切り勝ち…夏至S

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13年6月22日(土)、3回東京7日目11Rで夏至ステークス(ダ1600m)が行なわれ、石橋 脩騎手騎乗の12番人気・タイムズアローが優勝。勝ちタイムは1:36.1(重)。

2着にはハナ差で1番人気・アンアヴェンジド(牝4、美浦・藤沢和厩舎)、3着には2番人気・アメリカンウィナー(牡4、美浦・戸田厩舎)が続いて入線した。

勝ったタイムズアローは今回が約3ヵ月半の休み明け。これが準オープンへの昇級緒戦と厳しい条件が揃っていたが、見事にゴール前で差し切り勝ち。一気のオープン入りを決めた。馬主は有限会社 社台レースホース、生産者は白老の(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「時の矢」。社台サラブレッドクラブでの募集総額は2400万円。

1着 タイムズアロー(石橋脩騎手)
「ビデオで見て、他馬に近くに来られるとフワッとするような感じがありましたし、今日はスタートもゆっくりだったので、他馬を先に行かせて後ろでジッとしていました。直線で追い出してからは集中力が上がった感じで凄い脚を使ってくれました。こういう形の競馬も合っていたと思います。休み明けも良かったのかもしれませんし、良い馬に乗せてもらえました」

2着 アンアヴェンジド(北村宏騎手)
「スタートも上手く出て、落ち着いて冷静に走っていました。最後の直線で、前の馬がフラフラしていて進路が無くなりそうだったので、早めに追い出す形になってしまったことが痛かったですね。もう少し追い出しを我慢したかったんですけど…。それでもスピード負けをしていませんし、このクラスでもやれますよ」

3着 アメリカンウィナー(内田博騎手)
「斤量の影響もあったのか、前に行けませんでした。まだ完成されていませんし、良くなる余地のある馬ですよ」

4着 シルクシュナイダー(戸崎騎手)
「少しゴチャついたところがありました。スムーズなら違ったと思います」

5着 エンジョイタイム(宮本調教師)
「レース運びは満点でしたし、重賞で好走している馬もいるメンバー相手にこれだけやれたので、準オープンでもやれる手応えを掴めました。東京マイルは一番合っていますね」

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タイムズアロー
(牡5、栗東・松田博厩舎)
父:タイムパラドックス
母:サンデーエイコーン
母父:サンデーサイレンス
通算成績:13戦5勝


撮影:武田明彦

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