【ラジオNIKKEI賞】フォトパドック~ガイヤースヴェルトら

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●ラジオNIKKEI賞出走予定馬 一週前フォトパドック



インプロヴァイズ
(牡3、美浦・堀厩舎)
父:ウォーエンブレム
母:カデンツァ
母父:サンデーサイレンス
通算成績:7戦2勝

「堀厩舎らしい、馬具をつけての立ち写真。おそらくこのエッグハミは立ち写真だけだろう。これまでの競馬ではリングを使っている。馬体重が460キロクラスの馬にしては、筋肉量が多く瞬発力が持ち味の体型。まだ全体的にゆるさが残っている体だ。ここから筋肉の起伏が出て、締りが出てくるとと思うと秋以降も楽しみだ。
もともとハミ受けが悪かったのかエックス字の鼻革で口が開かないよう固定していた馬。最近は鼻革をつけていないので、レース経験を積んで、ハミ受も良くなってきたのだろう。ただ、こういう瞬発力のある馬は腰に疲れが残る長距離輸送は不向きだと思う」




ガイヤースヴェルト
(牡3、美浦・斎藤誠厩舎)
父:ダイワメジャー
母:レーヌヴェルト
母父:フレンチデピュティ
通算成績:4戦1勝

「キ甲が抜けて男馬らしい体になってきた。蹄に深さがないので芝に関しては良馬場が理想だと思う。こういう左手前を開いて立つ馬は、平均的に脚を使う馬が多い。
キレよりもスピードの持続性が持ち味なので、コンディションによって粘りに差がでそうだ。今回の体はNHKマイルC直前の方がよく見えた。あと一週でどこまで良くなるのか見守りたい」




シャイニープリンス
(牡3、美浦・栗田博厩舎)
父:キングヘイロー
母:ダイタクピア
母父:リンドシェーバー
通算成績:5戦3勝

「500キロ級の馬体で体の厚みもあって迫力がある。しかし脚は細く長い、首も細く、各パーツはバラバラなのにまとまって見える。
この馬の特徴的なところは肩の角度。かなり立ったタイプなので距離には限界がありそう。短い距離で瞬発力を活かす体だ。この馬の蹄も深さがないので芝では良の方がいい」