【羽田盃】ナイキが1冠!!

トピックス

大井競馬場で行われた南関東3歳牡馬3冠の第一戦目、第54回羽田盃(SI)は、
断然の1番人気に推された戸崎圭太騎手騎乗のナイキハイグレードが2番人気シャレーストーンとの叩き合いを首差制して優勝。
前哨戦の京浜杯に続いて連勝を飾り、1冠目を手にした。
※同レースの1~5着馬は6月3日の東京ダービー(S1、大井2000メートル)の優先出走権を獲得。

ディアテクノバトルがハナを主張、マイペースで逃げ、スーパーヴィグラス、ワンダフルクエスト、ナイキハイグレードらが好位。
2番人気のシャレーストーン、3番人気モエレエターナルは中団で待機の流れ。
3コーナー手前でシャレーストーンが先に仕掛けて一気に先団に追い付き、
直線で早め先頭に立ったが、外からナイキハイグレードがグイグイと差を詰め、ゴール直前で図ったような差し切り勝ちをみせた。

この勝利で、戸崎騎手は3年連続のクラシック制覇。
戸崎圭太騎手は、同レース初めて、川島正行調教師は2005年のシーチャリオット以来4年ぶり2回目の羽田盃制覇となった。
また、ナイキハイグレードの母・ダイアモンドコアは98年の桜花賞馬(浦和)でもあり、母子クラシック制覇の達成でもあった。

戸崎圭太騎手のコメント
「前回は折り合いを欠いて失敗してしまいましたが、力は一番だと思っていたので、今日は折り合いだけに専念して乗りました。
4、5番手の内のイイところを通っていたので、直線まで我慢して、自信を持って乗りました。
クラシックを勝てる馬だと思っていたので勝てて嬉しいです。
(次のダービーでも)あと1ハロン伸びてもいいレースが出来ると思うので、応援して下さい」


●ナイキハイグレード
(牡3、船橋・川島正厩舎)
父アグネスタキオン
母ダイアモンドコア
母父ジェイドロバリー
通算成績7戦5勝
(その他の重賞勝ち:09年京浜盃(SⅡ)、08年ハイセイコー記念(SⅡ))

●戸崎 圭太
1980年7月8日生
[所属] 大井・香取和
本年成績558戦107勝

●川島 正行
1947年9月27日生
[所属]船橋
本年成績108戦29勝
成績はすべて22日終了時点