逃げの大庭&メイショウサミットが波乱を演出!…天の川S

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13年7月6日(土)、2回福島3日目11Rで天の川ステークス(芝1800m)が行なわれ、大庭 和弥騎手騎乗の13番人気・メイショウサミットが優勝。勝ちタイムは1:46.8(良)。

2着には2.1/2馬身差で5番人気・パワースポット(牝5、美浦・菊沢厩舎)、3着には1番人気・ルナ(牡4、美浦・杉浦厩舎)が続いて入線した。

レースは16頭立の15番の外枠から大庭騎手のメイショウサミットがハナを主張。序盤はニシノジャブラニ、ピュアブリーゼも先頭をピッタリと追走。 しかし、3コーナーに差し掛かる前から、徐々にメイショウサミットがリードを広げると、直線でも後続は為す術がなく、そのまま逃げ切った。

勝ったメイショウサミットは昨夏に小倉の千八戦を逃げ切って現級へ。準オープンでは2走前に2着に好走していたものの、今日は13番人気の低評価を覆す激走。波乱を演出してみせた。 馬主は松本 好雄氏、生産者は門別の日西牧場。馬名の意味由来は「冠名+首脳陣」。

1着 メイショウサミット(大庭騎手)
「他に逃げ馬もいたので、何がなんでもハナにとは考えていませんでしたけど、スタートが良く二の脚も速かったので行きました。もう少しペースを落としたかったですけど、馬がハミを噛んでいて、そこでケンカをして抑えても仕方ないと思いましたし、先生から、ある程度キツいペースでも我慢できると聞いていたので、そのまま行きました。馬が最後までよく頑張ってくれました。上手くいきましたね」

2着 パワースポット(石橋脩騎手)
「今日は福島ということを考えず、直線まで我慢して終いを伸ばす競馬をしました。最後は凄い脚を使ってくれましたよ。今日は返し馬も良い雰囲気でしたし、落ち着きがあったことが一番良かったですね」

3着 ルナ(横山典騎手)
「前走から少し間隔が開いていましたからね。あの位置でも競馬が出来ましたし、斤量も背負っていたのによく頑張っていますよ」

4着 トーセンベニザクラ(田中勝騎手)
「前走はかかってしまったので、今日はリズム良く走らせようと思っていました。折り合いがつきましたし、終いも脚を使ってくれました」

5着 コスモソーンパーク(柴田大騎手)
「内枠からロスなく回れました。最後、思ったより伸びなかったのは休み明けの分かもしれません。次はもっとやれると思います」

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メイショウサミット
(牡7、栗東・高橋忠厩舎)
父:シンボリクリスエス
母:マルビウム
母父:Dixieland Band
中央通算成績:37戦3勝




福島競馬場写真・武田明彦

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