【七夕賞】マイネルラクリマが完勝で重賞2勝目

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13年7月7日(日)、2回福島4日目11Rで第49回七夕賞(GⅢ)(芝2000m)が行なわれ、柴田 大知騎手騎乗の1番人気・マイネルラクリマが優勝。勝ちタイムは1:58.9(良)。

2着には2馬身半差で7番人気・トレイルブレイザー(牡6、栗東・池江寿厩舎)、3着には14番人気・タガノエルシコ(牡8、栗東・宮厩舎)が続いて入線した。

勝ったマイネルラクリマは昨年の京都金杯の勝ち馬。今年3月に復帰してから、福島民報杯1着、都大路S2着と復調をアピールしていた。馬主は株式会社 サラブレッドクラブ・ラフィアン、生産者は新ひだかの武 牧場。馬名の意味由来は「冠名+涙(伊)」。ラフィアンターフマンクラブでの募集総額は1700万円。


1着 マイネルラクリマ(柴田大騎手)
「馬の具合は良さそうでした。ある程度前に行きたいと思っていましたけど、具合が良すぎるくらいでなだめるのに苦労しました。4コーナーで仕掛けたときもハミを取ってくれましたし、こういう馬場は得意なので押し切れるのではないかと思っていました。一生懸命に走ってくれますし偉い馬です。良い感じで馬が完成されてきたのかなと思いますし、これからが本当に楽しみです。今日は人気に応えられてホッとしました」

2着 トレイルブレイザー(北村宏騎手)
「勝ち馬の後ろにつけたかったんですけど、思っていたより後ろからになりました。それでも良い感じで追走出来ましたし、直線ではいけると思いましたが、勝ち馬にそれ以上の脚を使われてしまいました」

3着 タガノエルシコ(田辺騎手)
「内枠なのでジッとしていました。最後もよく伸びていますけど、乾いた馬場なら更にやれたと思います」

4着 マックスドリーム(古川騎手)
「もう少し流れてくれれば良かったですね。この馬の形の競馬は出来ました。最後に脚が鈍ったのは休み明けの分だと思います。使った次が楽しみです」

5着 ダコール(蛯名騎手)
「まずまず流れていて、追い出しも我慢出来ました。ただ、追い出してからはこの馬場が影響して進んでいきませんでした」

6着 ファタモルガーナ(川島騎手)
「元々スタートに課題がある馬ですが、今日は許容範囲でした。トビが綺麗な馬なので、今日のような馬場は合いませんね」

7着 エクスペディション(内田博騎手)
「勝ち馬をマークしていこうと思っていましたが、ついていけませんでした。どんどん内から来られて外を回される形になりましたし可哀想でしたね」

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マイネルラクリマ
(牡5、美浦・上原厩舎)
父:チーフベアハート
母:ティアドロップス
母父:サンデーサイレンス
通算成績:17戦5勝
その他の重賞勝利:
12年スポニチ賞京都金杯(G3)




撮影:武田明彦

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