コスモマイルール差し返して1馬身差V…福島新馬

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13年7月13日(土)、2回福島5日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1200m)が行なわれ、松岡 正海騎手騎乗の4番人気・コスモマイルールが優勝。勝ちタイムは1:11.0(良)。

2着には1馬身差で1番人気・サトノマーメイド(牝2、美浦・古賀慎厩舎)、3着には2番人気・ケルシャンス(牝2、美浦・加藤征厩舎)が続いて入線した。

レースはコスモマイルールがスタートよくハナへ。サトノマーメイド、ケルシャンス、アポロデイライトらも追走。しかし、4コーナーでは後続が脱落、コスモマイルールにサトノマーメイドが追いすがり、2頭の一騎打ちの様相に。
直線で一旦はサトノマーメイドが半馬身ほどリードをしたが、そこからコスモマイルールが盛り返し。最後は差し返して1馬身差をつけた。

勝ったコスモマイルールは母のマイリリーが未勝利。昨年の北海道サマーセールにおいて、105万円の安値で取引されていたが、新馬勝ちで取引値を上回る本賞金を獲得している。 馬主は岡田 繁幸氏、生産者は浦河の久保 昇氏。馬名の意味由来は「冠名+自分の決まりごと」。

1着 コスモマイルール(松岡騎手)
「ルールオブロー産駒にしては軽い走りをする馬です。攻め馬のときから手応えを感じていました。抜け出してからも物見をするぐらい余裕がありました。センスが良いですし、次も楽しみです」

2着 サトノマーメイド(北村宏騎手)
「練習のときからゲートは速くありませんでしたが、今日も出はゆっくりしていました。道中は外に逃げながらという感じで走っていましたが、直線では体勢が整いました。脚を使ってくれましたしたけど、道中に力を使った分と相手の渋太さで最後は差し返されてしまいました。真面目に走りますし良い馬ですよ」

3着 ケルシャンス(吉田豊騎手)
「追い切りで3、4コーナーでモタモタするところがあったので、そこに気を付けようと思っていました。まだ自分から行くことを分かっていませんし、レースでも3、4コーナーでモタモタしてしまって、そこで前と離されてしまいました。それでも最後はよく脚を使っていますし、使いながら反応が良くなってくる気性をしているので先が楽しみです」

4着 エクスペリエンス(横山典騎手)
「小柄な馬ですが、乗っている感じは小ささを感じませんし良い雰囲気です。馬群を割って伸びてくれましたし、初戦としては十分な内容です」

5着 ニシノベニザクラ(蛯名騎手)
「今日は良い位置につけられましたが、追走に余裕がありませんでした。まだトモがしっかりしていませんし仕方がありませんね。もう少し距離はあっても良さそうです」

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コスモマイルール
(牝2、美浦・萱野厩舎)
父:ルールオブロー
母:マイリリー
母父:ミルジヨージ



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