好位抜け出しブレイズアトレイルが3連勝V…秋風S

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13年9月28日(土)、4回中山8日目11Rで秋風ステークス(芝1600m)が行なわれ、田中 勝春騎手騎乗の1番人気・ブレイズアトレイルが優勝。勝ちタイムは1:33.2(良)。

2着には半馬身差で11番人気・フラアンジェリコ(牡5、美浦・斎藤誠厩舎)、3着には2番人気・パワースポット(牝5、美浦・菊沢厩舎)が続いて入線した。

エスピナアスールが好スタートからハナに立ち、ケイアイエレガントが追走。直線を向くと、3番手を内ラチ沿いに追走していたブレイズアトレイルが外に出して一気に抜け出し。2連勝の勢いそのままに押し切り、3連勝でのオープン入りを決めた。

勝ったブレイズアトレイルは半兄に今年の京都新聞杯で3着のジャイアントリープがいる血統。馬主は有限会社 サンデーレーシング、生産者は安平のノーザンファーム。馬名の意味由来は「道しるべをつける、先駆者となる」。

1着 ブレイズアトレイル(田中勝騎手)
「うまくいったよ。馬がすっかり充実した感じ。気性面の成長も大きく、折り合いも付いたし。もう強さは本物だね」

2着 フラアンジェリコ(田辺騎手)
「自分のペースを守り、リズム良く運べましたね。そう切れるタイプじゃないので、自ら動きましたが、最後までよくがんばっています。ひと息入れて体が増え、状態も上がっています」

4着 ケイアイエレガント(吉田豊騎手)
「この馬のかたちで競馬ができたし、最後までよくがんばっている。このクラスでもやれるよ」

5着 コスモソーンパーク(柴田大騎手)
「折り合いが付き、ぐっといきそうな手応え。でも、最後は切れ味の差が出ました。でも、じりじり伸びていますし、力はありますよ。押せばかかる恐れもあるのですが、もう少し前目で競馬ができれば」

7着 クッカーニャ(石橋脩騎手)
「もっと軽い馬場が理想とはいえ、きょうは大外枠が響きましたね。最後に甘くなりました」

8着 オリービン(内田博騎手)
「もっと走れる馬なのにね。ぐっとくる感じがなく、スペースが空いていても動けなかった。どうしたんだろう。気持ちの問題なのかな」

9着 ゼンノルジェロ(丸山騎手)
「伸び切れなかったですね。広いコースのほうが合っています」

10着 ホーカーテンペスト(北村宏騎手)
「結果的に位置取りが悪かった。能力を出していないよ。もっと流れに乗れれば」

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ブレイズアトレイル
(牡4、栗東・藤岡健厩舎)
父:ダイワメジャー
母:ラフィントレイル
母父:エルコンドルパサー
通算成績:15戦5勝




本日の中山写真:武田明彦


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