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ドバイワールドカップデー最新情報⑤[和田栄司コラム]
2014/3/25(火)
DWCから、ハンターズライトとザフューグがDDFに回り、新たにキャットオーマウンテン(セン4歳/ストリートクライ)(UAE)とサーファー(セン5歳/ディストーテッドヒューモア)(UAE)、R3の4着/3着馬が加わった。
ドバイデューティーフリー(芝1800m)
アナエロビオ(牡6歳/キャッチャーインザライ)(RSA)
ブレイジングスピード(セン5歳/ディラントーマス)(HK)
ダンク(牝5歳/ダンシリ)(GB)
エジュケイト(セン5歳/エコーオブライト)(UAE)
ハンターズライト(牡6歳/ドバウィ)(UAE)
ジャスタウェイ(牡5歳/ハーツクライ)(JPN)
ロゴタイプ(牡4歳/ローエングリン)(JPN)
ムシャーウィッシュ(牡4歳/メダーリアドーロ)(FR)
タサデイ(牝4歳/ネイエフ)(UAE)
トウケイヘイロー(牡5歳/ゴールドヘイロー)(JPN)
ザフューグ(牝5歳/ダンシリ)(GB)
トレードストーム(牡6歳/トレードフェア)(GB)
ヴァーシンゲトリクス(牡4歳/シルヴーノ)(RSA)
トウケイヘイローがペースを作り、日本に断然有利なムードだったが、アナエロビオが加わって少々変わって来た。ジャスタウェイやロゴタイプのような好位差しタイプの馬も揃っている。南アフリカのヴァーシンゲトリクスは、カーニバルを使い1800mのハンデ戦と前哨戦ジェベルハッタを勝って、G1・2勝、デビューから無傷の6連勝中。前走の上りは、600mが33秒80、200mは11秒70だった。
カーニバル組ではこの馬に先着するのは難しい。今季初出走となるダンクは、米国でビヴァリーDSとBCフィリー&メアターフの牝馬G1を連勝、目下重賞3連勝中。香港G1スチュワーズC勝馬ブレイジングスピードは、英国時代ドンカスター競馬場でメイドン勝ちがあるが問題は久々の左廻り。ダンクとアナエロビオは2番手争いで体力の消耗が目に見えている。
ペースを握るトウケイヘイロー。メイダン競馬場の重い芝、ペースが上がらないようだったら残り目も十分考えたい。ヴァーシンゲトリクス、ジャスタウェイ、ロゴタイプが互いに牽制し合うようなら、ザフューグの追い込みが一番怖い。
ドバイシーマクラシック(芝2410m)
アンビヴァレント(牝5歳/オーソライズド)(GB)
シリュスデゼーグル(セン8歳/イーヴントップ)(FR)
デニムアンドルビー(牝4歳/ディープインパクト)(JPN)
ドミナント(牡6歳/カシーク)(HK)
ダブデイ(牡4歳/ドバウィ)(QAT)
ドゥナデン(牡8歳/ニコバー)(FR)
エンポリ(牡4歳/ホーリング)(GER)
エクセレントリゾルト(牡4歳/シャマダル)(UAE)
フェスティヴチアー(牡4歳/モンジュー)(IRE)
ジェンティルドンナ(牝5歳/ディープインパクト)(JPN)
マジシャン(牡4歳/ガリレオ)(IRE)
マース(牡4歳/ガリレオ)(RSA)
ミアンドレ(牡6歳/スリックリー)(UAE)
マウントアトス(セン7歳/モンジュー)(GB)
トワイライトエクリプス(セン5歳/プリム)(USA)
JC連覇を含むG1・4勝のジェンティルドンナは昨年のDSCでセントニコラスアビーの2着。海外の見方はこのジェンティルドンナと愛2000ギニーとBCターフを勝ったバリードイルのマジシャンとの一騎打ちと見ている。しかし、ライアン・ムーア騎手が一番気にしているのは先行するアンビヴァレントだ。G1プリティポリーSを逃げ切り、イスタンブールのヴェリフェンディ競馬場で行なわれたG2ボスフォラスCでも2着に粘った。
2012年の勝馬でG1・3勝の仏シリュスデゼーグルも、シャンティイ競馬場のポリトラックで先行して4着、前々からレースを組み立てる構えである。前哨戦G2ドバイシティオブゴールドを使ったエクセレントリゾルト、マウントアトス、ミアンドレでは格下の感が否めない。カーニバルでタペタのR2を使ったドゥナデンはここを叩いて天皇賞(春)が狙いか。
そうなると追い込み勢、先に仕掛けられるダブデイはドイツからカタールに移籍後3連勝した上がり馬。マジシャン、日本のデニムアンドルビー、そして香港ヴァーズ勝馬ドミナント、追い込み馬にとっては比較的不利とされるメイダン競馬場の芝2410mだけに、4コーナーまでに中団まで上がって来ないとチャンスはなくなる。
海外競馬評論家 和田栄司
ラジオ日本のチーフディレクターとして競馬番組の制作に携わり、多岐にわたる人脈を形成。かつ音楽ライターとしても数々の名盤のライナーを手掛け、海外競馬の密な情報を把握している日本における第一人者、言わば生き字引である。外国馬の動向・海外競馬レポートはかねてからマスメディアで好評を博しており、それらをよりアップグレードして競馬ラボで独占公開中。
ドバイデューティーフリー(芝1800m)
アナエロビオ(牡6歳/キャッチャーインザライ)(RSA)
ブレイジングスピード(セン5歳/ディラントーマス)(HK)
ダンク(牝5歳/ダンシリ)(GB)
エジュケイト(セン5歳/エコーオブライト)(UAE)
ハンターズライト(牡6歳/ドバウィ)(UAE)
ジャスタウェイ(牡5歳/ハーツクライ)(JPN)
ロゴタイプ(牡4歳/ローエングリン)(JPN)
ムシャーウィッシュ(牡4歳/メダーリアドーロ)(FR)
タサデイ(牝4歳/ネイエフ)(UAE)
トウケイヘイロー(牡5歳/ゴールドヘイロー)(JPN)
ザフューグ(牝5歳/ダンシリ)(GB)
トレードストーム(牡6歳/トレードフェア)(GB)
ヴァーシンゲトリクス(牡4歳/シルヴーノ)(RSA)
トウケイヘイローがペースを作り、日本に断然有利なムードだったが、アナエロビオが加わって少々変わって来た。ジャスタウェイやロゴタイプのような好位差しタイプの馬も揃っている。南アフリカのヴァーシンゲトリクスは、カーニバルを使い1800mのハンデ戦と前哨戦ジェベルハッタを勝って、G1・2勝、デビューから無傷の6連勝中。前走の上りは、600mが33秒80、200mは11秒70だった。
カーニバル組ではこの馬に先着するのは難しい。今季初出走となるダンクは、米国でビヴァリーDSとBCフィリー&メアターフの牝馬G1を連勝、目下重賞3連勝中。香港G1スチュワーズC勝馬ブレイジングスピードは、英国時代ドンカスター競馬場でメイドン勝ちがあるが問題は久々の左廻り。ダンクとアナエロビオは2番手争いで体力の消耗が目に見えている。
ペースを握るトウケイヘイロー。メイダン競馬場の重い芝、ペースが上がらないようだったら残り目も十分考えたい。ヴァーシンゲトリクス、ジャスタウェイ、ロゴタイプが互いに牽制し合うようなら、ザフューグの追い込みが一番怖い。
ドバイシーマクラシック(芝2410m)
アンビヴァレント(牝5歳/オーソライズド)(GB)
シリュスデゼーグル(セン8歳/イーヴントップ)(FR)
デニムアンドルビー(牝4歳/ディープインパクト)(JPN)
ドミナント(牡6歳/カシーク)(HK)
ダブデイ(牡4歳/ドバウィ)(QAT)
ドゥナデン(牡8歳/ニコバー)(FR)
エンポリ(牡4歳/ホーリング)(GER)
エクセレントリゾルト(牡4歳/シャマダル)(UAE)
フェスティヴチアー(牡4歳/モンジュー)(IRE)
ジェンティルドンナ(牝5歳/ディープインパクト)(JPN)
マジシャン(牡4歳/ガリレオ)(IRE)
マース(牡4歳/ガリレオ)(RSA)
ミアンドレ(牡6歳/スリックリー)(UAE)
マウントアトス(セン7歳/モンジュー)(GB)
トワイライトエクリプス(セン5歳/プリム)(USA)
JC連覇を含むG1・4勝のジェンティルドンナは昨年のDSCでセントニコラスアビーの2着。海外の見方はこのジェンティルドンナと愛2000ギニーとBCターフを勝ったバリードイルのマジシャンとの一騎打ちと見ている。しかし、ライアン・ムーア騎手が一番気にしているのは先行するアンビヴァレントだ。G1プリティポリーSを逃げ切り、イスタンブールのヴェリフェンディ競馬場で行なわれたG2ボスフォラスCでも2着に粘った。
2012年の勝馬でG1・3勝の仏シリュスデゼーグルも、シャンティイ競馬場のポリトラックで先行して4着、前々からレースを組み立てる構えである。前哨戦G2ドバイシティオブゴールドを使ったエクセレントリゾルト、マウントアトス、ミアンドレでは格下の感が否めない。カーニバルでタペタのR2を使ったドゥナデンはここを叩いて天皇賞(春)が狙いか。
そうなると追い込み勢、先に仕掛けられるダブデイはドイツからカタールに移籍後3連勝した上がり馬。マジシャン、日本のデニムアンドルビー、そして香港ヴァーズ勝馬ドミナント、追い込み馬にとっては比較的不利とされるメイダン競馬場の芝2410mだけに、4コーナーまでに中団まで上がって来ないとチャンスはなくなる。
海外競馬評論家 和田栄司
ラジオ日本のチーフディレクターとして競馬番組の制作に携わり、多岐にわたる人脈を形成。かつ音楽ライターとしても数々の名盤のライナーを手掛け、海外競馬の密な情報を把握している日本における第一人者、言わば生き字引である。外国馬の動向・海外競馬レポートはかねてからマスメディアで好評を博しており、それらをよりアップグレードして競馬ラボで独占公開中。
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