デニムアンドルビー 帰国初戦は7着も「力を再認識」

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●14年5月18日(日) 2回東京8日目11R 第9回 ヴィクトリアマイル(G1)(芝1600m)

ドバイからの帰国初戦を、4番人気の支持を集めて迎えたデニムアンドルビー(牝4、栗東・角居厩舎)。

新馬以来となるマイル戦は後方からの競馬に。道中は後方単独でラチ沿いをまわるも、直線入り口で一気に外へ持ち出す。ゴールデンナンバーと併せる形で、内で争う先行集団に向かって猛追。最後まで脚色は衰えず、上がり33秒2を叩き出すも、届かずに7着に敗れた。

「やはり走りますよ。スタートはいつもどおり。マイルなのでテンが速く、あのくらいの位置取りで仕方はないでしょう。落ち着いた流れでも、最後はいい脚を使っています。力を再認識しましたし、今後も楽しみです」と浜中俊騎手は敗戦の中にも光るものを感じた様子。

久々のマイル、帰国初戦という条件を考えると、まずまずの結果。昨年のジャパンCで最速上がり33.2秒を繰り出してジェンティルドンナにハナ差迫った実力は確かだろう。適条件に戻っての更なる活躍、また、念願のG1制覇に向けても視界は良好だ。