ナリタクリスタルが引退 新潟記念連覇など重賞3勝

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2010~11年の新潟記念を連覇するなど、重賞3勝を挙げたナリタクリスタル(牡8、栗東・木原厩舎)は、5月22日(木)付で競走馬登録を抹消することが発表された。

3歳を迎えた09年初頭にデビュー。着実に勝利を積み重ね、初の重賞挑戦となったセントライト記念は11着に敗れたものの、同年末にオープンクラスへ昇格。10年夏の新潟記念で重賞初制覇を飾り、サマー2000シリーズのタイトルも獲得。さらに翌11年には中京記念と新潟記念を制すなど、ハンデ重賞の常連として活躍した。

その後は重いハンデを課されることが多くなり、勝利を挙げることはできず、先日11日の新潟大賞典(10着)が最後のレースとなった。今後は思い出の地、新潟競馬場で乗馬となる予定。

馬主は株式会社 オースミ、生産者は白老の(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「冠名+水晶」。JRA通算獲得賞金は2億6104万3000円(付加賞含む)。

ナリタクリスタル
(牡8、栗東・木原厩舎)
父:スペシャルウィーク
母:プレシャスラバー
母父:ペンタイア
通算成績:36戦8勝
重賞勝利:
10~11年新潟記念(G3)
11年中京記念(G3)

連覇を達成した2011年の新潟記念より