【ダービー】イスラボニータ二冠へ!落ち着き戻った

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28日、日曜東京10レース・日本ダービー(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、皐月賞1着のイスラボニータ(牡3、美浦・栗田博厩舎)は、蛯名正義騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F83.0-67.0-52.4-38.4-12.6秒をマークした。

【蛯名正義騎手のコメント】
「先週は少しピリピリしていたところもありましたが、今日は落ち着いていました。レース当該週なのでやり過ぎないように、かと言ってやらなさ過ぎないように気をつけて乗りました。いつもは抜け出すような調教をしていましたが、今日は最後にピッタリ併せました。良い動きでしたし、ここまで順調にきていることが何よりです。デビュー戦からずっと乗せてもらっている馬でここまで来れて嬉しいですし、幸せです。距離のことは気にしても仕方ありませんし、リズム良く運びたいですね」

【栗田博憲調教師のコメント】
「前走は、ゴーサインにしっかり反応して動いてくれましたし、レースの内容にも満足しています。馬が順調にきてくれることが厩舎として一番の勤めだと思っていますし、ここまで無事に来れたことを嬉しく思っています。今日の追い切りは、少しガマンをさせながら走らせて反応を確かめてもらいましたが、ジョッキーも追い切り内容に満足していました。レースの形としては正攻法というか、ある程度良いところにつけていって、仕掛けてからどれだけ弾けるかだと思います。枠順にこだわりはありませんが、これまで内枠に入って良い結果を出してきているので、その辺りに入れれば良いですね。とにかく当たった枠を素直に受け入れてレースをするだけです。

初めてこの馬を見たときは、歩様の柔らかさが印象に残りました。ひとつひとつのレースを無事にこなしながら力を付けてきていますし、共同通信杯で馬込みに入って競馬をして外に持ち出せたときには、だいぶ成長しているなと思いました。それが皐月賞に繋がったかと思います。他もみんなここを狙ってきていますし、“2冠に向かって”などとは恐れ多くて言えませんが、良いレースが出来ればと思っています。遅生まれの馬がここまで頑張っていますし、応援していただければ嬉しいです」

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:1週前追い切りの模様。主戦は慎重なジャッジを下していた。