ビリーヴの子・カザンリクなど/今週の注目新馬(11/7・8)

トピックス

[11月7日(土)/5回京都1日目6R 芝1,800m]
カザンリク
(牡2、栗東・松元茂厩舎)
父:Kingmambo
:Believe
母父:Sunday Silence
全兄:ファリダット

母はスプリントGⅠ2勝の名牝。兄のファリダットは、今年の安田記念でもウオッカの3着に好走した。
厩舎の期待も高く、8月下旬から調整を重ね、調教量は十分過ぎるほど。
母も兄も短距離を中心に使われてきたが、厩舎のジャッジでは、長めの距離に適性をみせているとのこと。
初戦は芝1,800m戦でデビュー。

ディープデザイア
(牝2、栗東・昆厩舎)
父:アグネスタキオン
母:ダンジグウィズウルヴス
母父:Danzig
全兄:ダイアモンドヘッド

馬名・管理する昆厩舎の名からも、厩舎の偉大な先輩・ディープスカイを連想してしまうが、この馬も兄にダイアモンドヘッド(05年デイリー杯2着)がいる血統。
中間の稽古も、コース・坂路問わず、好時計を連発。攻め時計を出す昆厩舎とはいえ、気配は良好といえる。

[11月8日(日)/5回京都2日目5R ダート1,800m]
マイネルハイラント
(牡2、栗東・西園厩舎)
父:ロージズインメイ
母:ダイイチアピール
母父:サンデーサイレンス
半兄:ホクトスルタン

半兄はホクトスルタン(08年目黒記念)、ドリームシグナル(08年シンザン記念)と、血統背景からも注目の一頭。
ハードな調教が多い西園厩舎としては、攻め時計がいま一つだが、実戦での変わり身に期待。

[11月8日(日)/5回京都2日目6R 芝1,400m]
タムロスカイ
(牡2、栗東・西園 正都厩舎)
父:フジキセキ
:タムロチェリー
母父:セクレト

母は01年の阪神JF(GⅠ)勝ち馬・タムロチェリーという血統馬。
デビューまでの調整も、先の僚馬・マイネルハイラントと併せてここまで仕上げられてきたが、母は早くから活躍。
父も新馬戦に強いフジキセキだけに、緒戦から楽しみな一頭。