新星!ワンダーアキュートが重賞連覇/武蔵野S

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09年11月7日、東京競馬場で第14回東京中日S杯武蔵野S が行なわれ、安藤勝己騎手騎乗の5番人気・ワンダーアキュート(牡3、栗東・佐藤正厩舎)が優勝。

2着には1.3/4馬身差で11番人気・ダイショウジェット(牡6、栗東・大根田厩舎)、3着には8番人気・ワイルドワンダー(牡7、美浦・久保田厩舎)、が続いて入線した。

なお、1番人気に支持されたサクセスブロッケンは10着に敗れた。

ワンダーアキュートは、半兄に先日の交流JpnⅠ・JBCクラシックでも3着に好走したダート重賞戦線常連のワンダースピードがいる血統。
今年の1月に京都でデビュー勝ち。3月にデビューから4戦目で2勝目を挙げると、6月のあおぎりS(3歳1000万下)を快勝。 夏場の2戦こそ敗れはしたものの、秋に入って、前々走のオークランドRCT(1600万下、阪神ダート1,800m)、ワンダースピードとの兄弟対決となったシリウスS(GⅢ、阪神ダート2,000m)を連勝。本格化の気配をみせていた。
管理する佐藤正雄調教師は、シリウスSに続き、重賞2勝目。騎乗していた安藤勝己騎手は秋華賞での降着による開催4日間の騎乗停止明け初日ながらも、同レース初勝利。馬主は山本信行氏。生産者は三石のフクダファーム。

【安藤勝己騎手・レース後のコメント】
「どういうレースをしようか特に決めてはいなかったが『なるべく前で』と言われていたので、ゲートだけ気をつけました。ハナに行っていても、ずっと息が入っていたし、ペースにも恵まれましたね。追ってもしっかりしているし、止まらずに走ってくれました。今回、体重が減っていた点は気になりましたが、次は大丈夫でしょう。この勢いでいってほしいです」

配当は、単勝5 1040円、馬連2-5 15370円、馬単5-2 26700円、3連複2-5-6 104610円、3連単5-2-6 648270円

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ワンダーアキュート
(牡3、栗東・佐藤正厩舎)
父:カリズマティック
母:ワンダーヘリテージ
母父:Pleasant Tap
半兄:ワンダースピード
通算成績:11戦6勝
その他の重賞勝利: 09年シリウスステークス(G3)

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