カンパニーはマイルCSで引退、種牡馬へ

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JRAは12日、今年の天皇賞(秋)を制したGI制覇を成し遂げたカンパニーが、22日のGⅠ・マイルチャンピオンシップ(京都芝1,600m)を最後に引退すると発表した。
今後は北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬となる予定。

カンパニーは、04年アルゼンチン共和国杯勝ちのレニングラード、06年京都金杯2着のニューベリーらを兄に持つ血統。
2004年1月にデビュー。3歳時からラジオたんぱ賞、京阪杯で2着になるなど、重賞戦線で実績を残していたが、4歳時の05年の京阪杯で初重賞勝利を飾ると、08~09年中山記念連覇、先日の天皇賞(秋)など、重賞8勝の活躍をみせた。
馬主は近藤英子氏。生産者は早来のノーザンファーム。

【音無秀孝調教師のコメント】
「2004年にデビューし約6年という長い競走生活ではありましたが、この度天皇賞(秋)(GI)に優勝することができました。そのことが評価され、種牡馬として社台スタリオンステーションに繋養されることが決まり、引退することになりました。来週のマイルチャンピオンシップ(GI)が最後のレースとなりますが、ぜひカンパニーを応援してください。そして将来デビューするカンパニーの子供達を楽しみにしてください。皆様のご声援ありがとうございました。」

カンパニー
(牡8、栗東・音無厩舎)
父:ミラクルアドマイヤ
母:ブリリアントベリー
母父:ノーザンテースト
半兄:レニングラード
通算成績:34戦11勝
重賞勝利:
09年天皇賞(秋)(G1)
09年毎日王冠(G2)
09年中山記念(G2)
08年読売マイラーズカップ(G2)
08年中山記念(G2)
06年産経大阪杯(G2)
07年関屋記念(G3)
05年京阪杯(G3)