発馬機の誤動作(前扉開扉)に関する調査結果【小倉大賞典】

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平成22年第1回中京競馬第5日第11競走『小倉大賞典』(2月6日(土))の枠入れの際に発生した発馬機の誤動作(前扉開扉)に関して、発生原因についての調査結果は以下のようにJRAから発表された。

「当該誤動作発生以降、発馬機材および作業手順等について入念に調査【注】を実施しましたが、機械上の不良箇所は発見されず、また発走委員が発走合図を送った事実も認められなかったことから、原因を特定するには至りませんでした。

このような調査結果でしたが、今後の発走業務に万全を期するため、発馬機材に関する点検・整備並びに作業マニュアルの徹底を図るとともに、機材に関しましては、更なる改良を進めて参る所存です。

皆様にご迷惑をお掛けしたことを深くお詫び申し上げますとともに、再発防止を徹底することで公正、安全な競馬施行に努めて参ります。」

【注】主な調査内容
今回の誤動作では、発馬機全ての前扉が一斉に開扉しており、機械上に不良箇所があった場合には、開扉信号を送るシステム側に原因が特定できるため、次のとおり開扉システム装置の点検を実施した。
・ レリーズ、レリーズコードの点検
・ コントロールボックス、サブコントロールボックスの点検

作業手順等については、当該映像の検証および発走委員からの聴取を実施した。