【セレクトセール】億超え間違いナシ!1歳馬にシルバーステート全弟など注目馬ズラリ

2017年のセレクトセールが7月10日(月)、11日(火)にノーザンホースパークで行われる。今年もノーザンファームを中心に、超良血馬が上場予定。ここでは1日目の1歳馬から億超えも予想される期待馬たちを取り上げたい。

シャンパンドーロ

▲2016年セレクトセールで2億3500万円で落札されシャンパンドーロの2015。今年は全弟が登場

これまで多くのミリオンホースが飛び出したディープインパクト産駒の牡馬が、なんと17頭も上場馬リスト入った。最初に登場するシルヴァースカヤの2016(牡1、上場番号13番)は、クラシック候補と言われた逸材・シルバーステートの全弟。兄は屈腱炎で3歳シーズンを棒に振ったが、約1年半の休養から復帰後2戦で圧倒的な強さを見せつけたパフォーマンスからも億超えは確実だ。

シャンパンドーロの2016(牡1、上場番号98番)は、2億円超えの可能性がある。1歳上の全兄は昨年のセレクトセールに上場され、(株)キーファーズが2億3500万円で落札した。2歳上の半兄フォギーナイト(父Tapit)も2015年の同セールで2億3000万円。今年も超のつく高値がつくだろう。リッスンの2016(牡1、上場番号107番)は、全姉に2015年ローズS勝ちのタッチングスピーチを持つ。

牝馬ではラヴズオンリーミーの2016(牝1、上場番号78番)が文句なしのミリオンホース候補。全兄に2016年ドバイターフを制し、国内G1でも好勝負を演じているリアルスティールを持つ。1歳上の半兄(父ハーツクライ)はサンデーレーシングで1億円で募集されており、どれほど値段が上がるのか注目される。そのほかにも海外の重賞を勝った繁殖牝馬の仔や兄姉に活躍馬のいる馬が続々登場。今年もディープ産駒から目が離せない。

そのほかでは、半姉に2016年オークス3着のビッシュがいるバランセラの2016(牡1、父ハーツクライ、上場番号61)、今年のダービーに出走したサトノアーサーを半兄に持つキングスローズの2016(牡1、父ロードカナロア、上場番号19)にも注目だ。