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3連勝で桜花賞へ!レース巧者ハーレムラインが完勝!…アネモネS
2018/3/11(日)
3月11日(日)、2回中山6日目11Rでアネモネステークス(芝1600m)が行なわれ、大野拓弥騎手騎乗の1番人気・ハーレムライン(牝3、美浦・田中清厩舎)が優勝。好スタートを切り、同じく好スタートから逃げるレッドレグナントのすぐ後ろに取り付き折り合う。淡々とした流れで、4コーナーに差し掛かったところで軽く仕掛けられるとスッと反応して逃げ馬に並びかけ、直線に向いた時には先頭に立つ。残り200mで一気に突き放してゴールイン。勝ちタイムは1:35.5(稍重)。
2着には1馬身半差で2番人気・レッドレグナント(牝3、美浦・大竹厩舎)、3着には2馬身差で5番人気・ノーブルアース(牝3、栗東・牧浦厩舎)が続いて入線した。
勝ったハーレムラインは、好時計で勝利した1月7日の未勝利戦、2月17日の500万下と牡馬相手に2連勝、そして今回、引き続き安定したレースぶりで3連勝を決め、桜花賞の優先出走権を獲得した。
近親には02年マイルCS(G1)や中山記念(G2)を勝利したトウカイポイント、89年日本ダービー(G1)で2着があるリアルバースデー、12年に函館記念(G3)、新潟記念(G3)を連勝しサマー2000シリーズ王者となったトランスワープなどがいる。
馬主は吉田千津氏、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「マンハッタンの鉄道路線名」。
1着 ハーレムライン(大野騎手)
「良い仕上がりで競馬に臨めました。スタートも速く、立ち回りの上手さを生かせましたし、直線でもしっかり反応してくれました。本番では相手が強くなりますが、良い形で臨めると思います。乗りやすい馬なので特に不安はありませんが、阪神はごまかしがきかないコースなので、そこで強敵相手にどれだけやれるかですね。1戦1戦順調に階段を上って頑張ってもらいたいです」
2着 レッドレグナント(戸崎騎手)
「逃げ馬の後ろにつけて抜け出すような競馬をしようと思っていましたが、主張する馬がいなかったのでハナを切る形になりました。かかることもありませんでしたし、このような形でも頑張ってくれて内容は悪くなかったと思います。叩いて次は更に良くなると思います」
3着 ノーブルアース(内田博騎手)
「内枠でしたし外に行っても仕方がないと思って、枠なりの競馬をしました。今日のボコボコした馬場もこなしてくれましたね。本当は2着馬のポジションが欲しかったですけど、取りにいくとかかりそうだったのであの形になりました。こういう競馬が出来たことは良かったと思います」
4着 ダンシングチコ(丸田騎手)
「パドックからテンションが高かった影響もあってかゲートの駐立がもうひとつでしたし、あのようなスタートになりました。それでもその後は上手くリカバリーしてここまできたように、能力のある馬です。精神面が成長してくれば走ってくると思います」
5着 プリンセスノンコ(ミナリク騎手)
「まだダートで1戦しか走っていない馬が、トリッキーな中山芝マイルのオープン戦でこれだけ走れたことは、大きなステップアップに繋がると思います。まだレースが分かっていないところがありますが、芝でも問題ありませんし自己条件ならやれると思います」
- ハーレムライン
- (牝3、美浦・田中清厩舎)
- 父:マンハッタンカフェ
- 母:マクリス
- 母父:グルームダンサー
- 通算成績:7戦3勝
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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