【東京ジャンプS】内から突き抜けた!サーストンコラルドが重賞初出走初勝利!

サーストンコラルド

6月23日(土)、3回東京7日目8Rで第20回東京ジャンプS(G3)(障3110m)が行なわれ、北沢伸也騎手騎乗の10番人気・サーストンコラルド(牡7、栗東・橋田厩舎)が優勝。勝ちタイムは3:25.3(良)。

2着には5馬身差で7番人気・マイネルフィエスタ(牡8、栗東・中村厩舎)、3着には1馬身1/4差で6番人気・タイセイドリーム(牡8、栗東・矢作厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたアスターサムソン(セ5、栗東・中竹厩舎)は11着に敗れた。同馬の手綱をとった林満明騎手は、障害2000回騎乗となる今回を引退レースとしていたが、結果を残すことはできなかった。

勝ったサーストンコラルドは、平地時代には未勝利→500万下→降級を挟んで500万下の3勝。1000万下では苦戦が続いていたが、障害転向後は初戦でいきなり2着とセンスの高さを見せ、大崩れすることなく転向4戦目で初勝利。前走のオープン特別では5着と敗れたが、重賞初挑戦となった今回、いきなり勝利を挙げてみせた。重賞勝ち馬として今後の走りにも注目が集まる。
馬主は齊藤宣勝氏、生産者は新ひだか町の藤沢牧場。馬名の意味由来は「冠名+人名より」。

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1着 サーストンコラルド(北沢騎手)
「今日は最初から最終障害までジックリ運ぼうと思っていました。枠なりに運んでいたら内がポッカリあきました。最後は自分の馬も止まりましたが、他の馬も止まっていました。それだけペースが速かったんでしょう。福島での勝ち方も強烈でしたし、大事に使ってきている分、馬がまだ若いですよ」

2着 マイネルフィエスタ(植野騎手)
「元々能力があるのは分かっていましたし、去年のこのレースでは早めに抜け出して止まってしまったので、今日は長い直線でジワジワ脚を伸ばすような形の競馬をしました。前崩れの展開になったことも良かったですね。小倉に行っても楽しみです」

3着 タイセイドリーム(森一騎手)
「1年振りの障害レースでしたが、厩舎サイドが上手に仕上げてくれました。ところどころ不安定な飛越がありましたが、次は良くなると思います」

4着 マテンロウハピネス(西谷騎手)
「控える競馬は予定通りでした。ペースが速かったので後ろからでも届くと思っていましたが、ちょっと踏み遅れてしまいました。直線では1番良い脚を使っていましたしもったいなかったですけど、試したかった競馬はできましたし収穫がありました。折り合いもつき過ぎるほどついていました」

5着 シンキングダンサー(金子騎手)
「去年勝っていますし、今年も勝ちを意識して堂々とした競馬をしようと思っていました。馬場が緩いなか勝ちに動いた分、終いは甘くなってしまいました。それでも飛越に成長が見られましたし、今後が楽しみです」

11着 アスターサムソン(林騎手)
「途中から右トモをおかしくしてしまった感じです」

  • サーストンコラルド
  • (牡7、栗東・橋田厩舎)
  • 父:キングカメハメハ
  • 母:シークレットコサージュ
  • 母父:Lost Soldier
  • 通算成績:35戦5勝
  • 重賞勝利:
  • 18年東京ジャンプS(J・G3)

サーストンコラルド
サーストンコラルド

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