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【JDD】ダートの新怪物候補・クリソベリルが圧巻の戴冠劇!
2019/7/10(水)
7月10日(水)、大井競馬場11Rで行われた第21回ジャパンダートダービー(Jpn1)(3歳 定量 1着賞金4500万円 ダート2000m)は、川田将雅騎手騎乗の断然単勝1番人気・クリソベリル(牡3、栗東・音無厩舎)が道中は中団の外目を追走すると、いい手応えで4コーナーを回り、残り200mで前を交わすと一気に後続を突き放して優勝。勝ちタイムは2:06.1(稍重)。
2着に3馬身差で4番人気・デルマルーヴル(牡3、美浦・戸田厩舎)、3着にはアタマ差で5番人気・ミューチャリー(牡3、船橋・矢野義厩舎)が続いた。
逃げたのは川崎所属の東京ダービー馬ヒカリオーソ。2番手はロードグラディオ(牡3、栗東・西浦厩舎)。この隊列で向正面へ。デルマルーヴルは今回先行策。クリソベリルは7番手付近を追走した。
ペースは4コーナーまで上がらなかったが、直線入口にかけて後続も進出。デルマルーヴルが早めに先頭を捉えるが、外からクリソベリルが楽な手応えで交わし、残り200mで一気に突き放す。
デルマルーヴルは交わされてからも粘り続けて2着。3番手でウィンターフェルも粘っていたが、そこに羽田盃馬ミューチャリーが強襲。ゴール前でウィンターフェルを交わして3着となった。
勝ったクリソベリルは父ゴールドアリュール、母クリソプレーズ、母の父エルコンドルパサーという血統構成。全兄にジャパンダートダービーを制したクリソライト、半姉に宝塚記念などを制したマリアライト、半兄に神戸新聞杯を制したリアファル、叔父にジャパンカップダートを勝っているアロンダイトがいる。
昨年9月の阪神ダート1800m新馬戦を圧勝すると、半年近い休養を挟んで迎えた前走の500万戦も2着に7馬身差を付けるワンサイドゲームを演じ、前走の兵庫チャンピオンシップは1.57.3の好時計で圧勝。重賞初勝利を挙げていた。これで無傷の4戦4勝となった。
馬主はキャロットファーム、生産者は安平町のノーザンファーム。
川田騎手とプレゼンターを務めた俳優・大谷亮平さん
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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