パッシングスルーなど≪中山7~12R≫レース後のコメント

9月7日(土)、4回中山1日目7Rで3歳上500万(芝2500m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の2番人気・エイプリルミスト(牝5、美浦・手塚厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:35.0(良)。

2着には3/4馬身差で4番人気・ロマンテソーロ(牝4、美浦・金成厩舎)、3着には2馬身差で1番人気・ピエタフィリアーレ(牡3、美浦・菊川厩舎)が続いて入線した。

1着 エイプリルミスト(Cルメール騎手)
「良いスタートを切れたので、すぐに前のポジションを取れましたし動きもずっと良かったです。普段は反応が遅いですけど、今日は良馬場でしたし前めのポジションから良い反応を見せてくれました。直線でも速い脚を使ってくれましたね」

2着 ロマンテソーロ(田辺裕信騎手)
「昇級してからの成績はもうひとつだったようですし、これだけやれて良かったと思います。開幕週の馬場をもっと意識した競馬ができれば良かったかとも思いますが、ジックリと脚を溜めながら運びました。ペースが遅い展開のなか、最後もよく脚を使って詰めてくれました」

3着 ピエタフィリアーレ(野中悠太郎騎手)
「道中は叱りつけながらの追走になりましたし、今日はこの馬に向かない瞬発力勝負の形になってしまいました。勝ち馬も楽な競馬をしていましたし、自分から動ける位置で勝ち馬にプレッシャーをかけていれば、もう少し差が詰まっていたかもしれません」

4着 カマクラ(武藤雅騎手)
「途中までは良い感じでしたが、今日はペースが落ち着いて上がり勝負になってしまいましたからね」

5着 サツキワルツ(丸田恭介騎手)
「ペースが遅くて前めのポジションにはなりましたが、今日はゆっくり走らせたいと思っていましたしその通りの競馬ができました。出したときに一瞬頭を上げるところもありましたが、上手に走ってくれました」

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8Rで3歳上500万(ダ1200m)が行なわれ、菊沢一樹騎手騎乗の6番人気・スズカユース(牝3、美浦・伊藤圭厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:10.7(良)。

2着にはクビ差で1番人気・コウギョウブライト(牡4、美浦・伊藤大厩舎)、3着には5馬身差で2番人気・サトノユニゾン(セ4、美浦・古賀慎厩舎)が続いて入線した。

1着 スズカユース(菊沢一樹騎手)
「久々のダートでしたが、地方のときに走っていましたからね。馬の状態も良い方に向かってきています。2着馬が遊ぶところのあるタイプでしたし、最後は交わせて良かったです」

2着 コウギョウブライト(Mデムーロ騎手)
「スタートが上手くて良いポジションを取れました。気持ちが強くて耳を絞っていましたし、最後までステッキを使わずに乗りました。一生懸命走らないですね」

3着 サトノユニゾン(北村宏司騎手)
「最後もよく頑張っていますが、前を捕まえられるような距離感にはなりませんでした。もう少し全体の時計がかかってほしいですね。去勢して体調面は良くなってきていると思います」

4着 アミュリオン(三浦皇成騎手)
「前走は終始モタれて追えず終いでしたが、今日はその辺りが修正されていました。1200は少し忙しい感じですが、最後もよく脚を使ってくれました」

5着 コパノジョウオー(森泰斗騎手)
「直線で挟まれる不利がなければ、もう少し上位に迫れていたかもしれません。それでも昇級初戦としては良い内容だったと思います」

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9Rでアスター賞(芝1600m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の1番人気・サクセッション(牡2、美浦・国枝厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:34.6(良)。

2着には1馬身半差で3番人気・ヴェスターヴァルト(牡2、美浦・加藤征厩舎)、3着には3/4馬身差で5番人気・ミャゴラーレ(牡2、美浦・黒岩厩舎)が続いて入線した。

1着 サクセッション(Cルメール騎手)
「スピードがあるので、前のポジションにすぐつけられました。今日は途中からハナを奪いましたが、本来は馬の後ろにつけた方が良いタイプだと思います。ずっとマイペースで走れましたし、直線でも良い脚を使ってくれました。マイルはピッタリです」

2着 ヴェスターヴァルト(Mデムーロ騎手)
「内枠から好スタートを切れました。途中で外から交わされましたが、前走で差して勝っているので大丈夫だろうと思って運びました。スムーズに走れていましたし最後まで頑張っていますが、今日は相手が強かったです」

3着 ミャゴラーレ(田辺裕信騎手)
「ジックリ運んで終いはしっかり脚を使ってくれました。マイルに短縮したことも良かったかと思います」

4着 シコウ(木幡巧也騎手)
「馬の具合は良かったので期待していました。前を捕まえようと思って強気に乗りましたが、その分もあってか終いは少し甘くなってしまいました。結果的には、スタートしてから勝ち馬の後ろについていっても良かったかと思います」

5着 カップッチョ(江田照男騎手)
「スタートは遅れましたが、競馬を教えようと思っていたので逆に良かったです。道中はポケットに入って競馬ができましたし、内容も良かったと思います。よく頑張っていますよ」

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10Rで木更津特別(芝1600m)が行なわれ、横山典弘騎手騎乗の3番人気・ジョーアラビカ(牡5、栗東・清水久厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:32.1(良)。

2着にはアタマ差で9番人気・トーセンリスト(牝3、美浦・菊沢厩舎)、3着には3/4馬身差で4番人気・ナムラムツゴロー(牡4、栗東・長谷川厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたスイートセント(牝3、美浦・栗田徹厩舎)は4着に敗れた。

1着 ジョーアラビカ(横山典弘騎手)
「最後はキッチリ交わしてくれて良かったです。初めて騎乗する馬なので、返し馬をしっかりやりましたが、それも結果に繋がったかと思います」

2着 トーセンリスト(菊沢一樹騎手)
「休みを挟んで体が大きくなって成長していました。右回りでコーナーに課題がありましたが、前めでスムーズに運べましたし最後もよく盛り返してくれました」

3着 ナムラムツゴロー(松岡正海騎手)
「3コーナーの辺りで後ろから乗りかけられて、4コーナーでは他馬から寄られてと不利が続きました。そのロスがあった分、直線で脚色が鈍りました。もったいなかったです」

4着 スイートセント(戸崎圭太騎手)
「良いリズムで走れていましたが、コーナーで動かしていった分終いの伸びがもうひとつでした。直線まで追い出しを待って待ってという方が、この馬の切れ味を生かせると思います」

5着 ショワドゥロワ(Cルメール騎手)
「良いポジションで競馬ができましたが、前にスペースができたときにあまり進んでいきませんでした。このクラスを勝つ力はありますが最後まで頑張るタイプではありませんし、勝つには完璧な競馬が必要になると思います」

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11Rで第4回紫苑ステークス(G3)(芝2000m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の2番人気・パッシングスルー(牝3、美浦・黒岩厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:58.3(良)。

2着にはハナ差で6番人気・フェアリーポルカ(牝3、栗東・西村厩舎)、3着には半馬身差で1番人気・カレンブーケドール(牝3、美浦・国枝厩舎)が続いて入線した。

1着 パッシングスルー(戸崎圭太騎手)
「大外枠がどうかと思っていましたが、スタートが良く二の脚もついてスムーズに3番手で回れました。道中も手応え良く回って来られましたし、あとは仕掛けどころを間違えないようにと思っていました。牝馬ですがパワーがありますし、乗りやすくて良い馬です」

2着 フェアリーポルカ(三浦皇成騎手)
「上手くいったんですけどね。もう少しでした。一瞬追い出しを待たされましたし、その分かと思います」

3着 カレンブーケドール(津村明秀騎手)
「ゲートを出た後にトモを落としてしまいました。今日は道中にハミを噛んでしまって、3コーナー辺りまで抜けませんでした。それでもこれだけやれたように馬が力を付けていますし、次に繋がる内容の競馬はできたと思います」

4着 レッドベルディエス(Cルメール騎手)
「スタートは後手を踏みましたが、ペースが遅かったのであのポジションから運べました。開幕週で前が残る馬場ですし外を回る形になってそれほど脚が溜まりませんでしたが、よく差を詰めてくれました。重賞でも頑張ってくれましたね」

5着 フィリアプーラ(丸山元気騎手)
「今日は今までよりもポジションを取って競馬ができました。次に繋がる内容だと思います」

6着 ローズテソーロ(池上助手)
「今日はある程度の位置を取りにいって、積極策で勝ちに行く競馬をしてもらいました。内容は悪くありませんでしたし、よく頑張ってくれました」

7着 エアジーン(石橋脩騎手)
「良い枠を引けましたし、フィリタプーラがいたポジションを取れればまた違ったかと思います。ひと夏を越して精神的に成長して、走り方も上手になっていました。スムーズに回って来られて最後も伸びていますし、もう少しポジションを取れていればと思います」

8着 クールウォーター(野中悠太郎騎手)
「先生と相談していて、本当はもう一列前のポジションが欲しかったですけど、スタートしてから二の脚がつかず後ろからになったので、道中はリズム重視で運びました。ここ2戦は力みがありましたが、馬の後ろに入れると折り合って走れていました。慣れてくれば更に良いと思います」

11R 紫苑ステークスの結果・払戻金はコチラ⇒

12Rで3歳上500万(ダ1200m)が行なわれ、木幡巧也騎手騎乗の2番人気・グラスボイジャー(牡3、美浦・牧厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:11.2(良)。

2着には1馬身半差で5番人気・シルバーストーン(牡5、美浦・石栗厩舎)、3着には3馬身半差で6番人気・マノアフォールズ(牡3、美浦・斎藤誠厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたゴールドクロス(牡4、美浦・小西厩舎)は15着に敗れた。

1着 グラスボイジャー(木幡巧也騎手)
「内めの枠だったので、行けたら行こうと思っていました。体が絞れてきていて体調も良くなっていっている感じでしたし、ある程度強気に乗っても大丈夫だろうと思っていました。まだ息ができていない分最後は止まりそうでしたが、よく凌いでくれました。まだ良くなってきそうです」

2着 シルバーストーン(丸田恭介騎手)
「取りたい位置を取れましたし、上手くいったと思ったんですけどね。久々に乗りましたが、以前に比べて内に馬がいても大丈夫でしたし成長していました。勝ち馬には少し離されましたが、最後まで集中して走れていましたしよく頑張っていると思います」

3着 マノアフォールズ(大野拓弥騎手)
「経済コースを回って来られたことはありますが、それにしても終いに脚を使えていますからね。この形が板についてきたと思います」

4着 ドゥモワゼル(菅原明良騎手)
「これまでの成績を見てもやれそうだと思っていましたし、芝よりダートの方が良さそうだと思っていました。芝を使っていたので芝スタートでも上手く出られましたし、良い位置を取れました。最後はもうひと踏ん張りがきけば、更に良いと思います」

5着 エナグリン(野中悠太郎騎手)
「先生と、溜める競馬をしようと相談していました。まだ道中に変な力みがありますが、終いは脚を使っていますしこの形は合っていると思います」

15着 ゴールドクロス(丸山元気騎手)
「今日は行きっぷりがもうひとつでしたし、3コーナー過ぎ辺りで手応えが怪しくなりました。いきなり暑くなった影響があったのかもしれませんし、正直敗因は分かりません」

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