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【菊花賞】神戸新聞杯3着馬ワールドプレミア「順調に来ていて更に上積みがある」
2019/10/16(水)
16日、菊花賞(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。
前走神戸新聞杯3着のワールドプレミア(牡3、栗東・友道厩舎)は栗東坂路で最終調整。5F54.4-39.7-26.0-12.7秒をマークした。追い切り後に行われた共同会見での友道康夫調教師のコメントは以下のとおり。
【友道康夫調教師のコメント】
(調教について)間隔も詰まっていますし、先週騎手が乗ってしっかりやったので、今週は助手を乗せて坂路単走で、終いを少し伸ばす感じで行いました。
(中間の様子について)春までは競馬に使った後、ダメージが残っていたんですけど、ひと夏越して体がしっかりしてきたので、神戸新聞杯のダメージは全くなく週明けからすぐに乗り出して、先週はジョッキーに乗ってもらってしっかり追えました。初めてと言っていいくらい順調です。
(体が強くなったのか)そうですね。夏休みがよかったんだと思います。
(前走を振り返って)着順は3着でしたが、休み明け、秋初戦という事を考えればいい内容だったと思います。
(レースぶりに成長は見られたか)一番感じたのは、春までは3.4コーナーで置かれる所があったんですが、前走はしっかり自分からぐっとハミを取って、騎手の指示に従うような感じで上がっていけたことが大きな収穫だったと思います。
(精神的な成長が要因か)レース後の騎手のコメントではまだまだといった感じでしたが、成長していると思います。
(どんな調教がその動きに繋がったのか)春はイロイロな事を気にしながら調教をしていましたが、この夏を越してからはそういった事は全くないので、のびのび走れる様になっているのかなと思います。
(上がりは勝ち馬と変わらない時計でした)位置取りの差で着順は開きましたが、最後の動きはよかったと思ってます。
(京都3000mの印象)京都の外回りはこの馬にとって相性のいいコースですし、競馬にいくと自分からハミをぐいぐい噛む感じでもないので、折り合いはつくと思いますし、距離に関しては大丈夫だと思います。
(馬体について)数字的にはそんなに変わりはないですが、見た感じ一回りくらい大きくなったというか、肉付きの質が変わってきた感じで、春はポチャッとした感じでしたが、より筋肉質の体になってきたなと思います。
(充実期はこれからか)春に比べて良いデキで出走できるんですが、この馬が本当によくなるのはまだまだこれから、来年以降だと思ってます。
(この馬を最後の一冠に送り出せる事について)春は競馬を使う当該週まで、競馬に使えるのかと悩むくらいの馬でしたが、本当に今回は神戸新聞杯の後から順調に来ていて更に上積みがあるような状態でレースに出せる事に喜びを感じています。
(3000mを乗り切る上で大事な事は)そこは菊花賞に一番相性のいい武豊騎手に乗ってもらえるので、任せるだけです。
(最後にファンの方にメッセージを)春は出走すらできなかったんですが、最後の一冠に間に合ったので、なんとかこの馬にタイトルを一つ取らせてあげたいので、応援よろしくお願いします。
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