【エリザベス女王杯】「内枠=有利」とは限らない!? 阪神芝2200mだから狙える逆転候補

"好枠"を引き当てて一発を狙うウインキートス


皆さん、エリザベス女王杯(G1、阪神芝2200m)の本命馬は決まりましたか?

「今年も阪神開催だから、過去の傾向が使えない」と悩んでいる方も多いでしょう。大丈夫です!

阪神芝2200mで行われた重賞レースの「枠順別成績」をご覧ください。

▼阪神芝2200m重賞の枠順別成績(過去10年)
1枠[1-2-3-14]勝率 5.0%,連対率15.0%,複勝率30.0%
2枠[1-2-3-14]勝率 5.0%,連対率15.0%,複勝率30.0%
3枠[0-1-1-18]勝率 0.0%,連対率 5.0%,複勝率10.0%
4枠[1-3-0-17]勝率 4.8%,連対率19.0%,複勝率19.0%
5枠[1-2-0-20]勝率 4.3%,連対率13.0%,複勝率13.0%
6枠[1-0-2-23]勝率 3.8%,連対率 3.8%,複勝率11.5%
7枠[0-3-2-23]勝率 0.0%,連対率10.7%,複勝率17.9%
8枠[8-0-2-19]勝率27.6%,連対率27.6%,複勝率34.5%

驚くべきごとに勝ち馬13頭中、半数を超える8頭が「8枠」に集中!

阪神芝2200mは4コーナー奥からのスタートで、最初のコーナーまで距離が525mと長いのが特徴。そのため馬場の良いところを通れて、なおかつ馬群に揉まれにくい8枠の馬が好成績を残しているようです。

さらに、阪神芝2200m重賞で8枠に入った馬の「4コーナーの通過順別成績」に注目してみると、勝ち馬は例外なく「4コーナー1~7番手」につけていました。

▼8枠に入った馬の4コーナー通過順(過去10年)
1~7番手[8-0-2- 5]勝率53.3%,連対率53.3%,複勝率66.7%
8番手~ [0-0-0-14]勝率 0.0%,連対率 0.0%,複勝率 0.0%

2019年の宝塚記念は1着リスグラシューが4コーナー2番手から勝利。20年の宝塚記念もクロノジェネシスが直線先頭の積極策で6馬身差圧勝。20年エリザベス女王杯もラッキーライラックが道中後方に控え、4コーナーでは3番手まで進出して快勝しました。

阪神芝2200mは直線の短い内回りコースを使用します。そのため位置取りが後ろすぎると直線だけの競馬では届かないことが目立ち、勝負所で動きやすい8枠に入った馬が活躍しているのでしょう。

今年、ラッキー枠の8枠をGETしたのはウインキートス、アカイイト、コトブキテティスの3頭。その中でも先行~好位につけられるウインキートスは、阪神芝2200mでは打ってつけの逆転候補です!(コース適性分析班・大宮)

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