【フィリーズレビュー】今年も荒れる!? 桜花賞とは異なる傾向が求められるトライアル重賞

同舞台で実績十分のナムラクレア

同舞台で実績十分のナムラクレア


3/13(日)は阪神競馬場で、フィリーズレビュー(G2、芝1400m)が行われます。

比較的順当な決着が目立つ同じ桜花賞トライアルのG2チューリップ賞と比べて、毎年のように人気薄が激走!2019年から3年続けて2ケタ人気馬が馬券に絡んでおり、ひと筋縄ではいかない荒れる3歳限定の牝馬重賞です。

今回は過去の傾向から馬券のヒントとなる3つのポイントを紹介。注目馬をピックアップしていきます!

【フィリーズレビューのポイント】(過去10年)
①「1番人気馬」が4年続けて馬券外
②「6番人気以下」の穴馬が大活躍!
③7勝を挙げている「距離短縮馬」に注目

今年のメンバーで1番人気が予想されるのはナムラクレア。前々走でフィリーズレビューと同舞台の阪神芝1400mで行われたファンタジーSでも2着に好走しており、前走で阪神ジュベナイルF5着から距離短縮となる有利不利なポイントを合わせて取捨に迷うところ。

小倉2歳Sでナムラクレアの2着に入ったのがスリーパーダ。半姉に2016年のオークス馬シンハライトがいる良血です。しかし、今回と同舞台のファンタジーSでは7着に敗れており、1200mまでしか距離実績がないのは割引材料でしょう。

阪神ジュベナイルF組からは10着に敗れたキミワクイーンも参戦予定。1600mでは2戦着外も1400mでは2戦2勝と距離適性は出走メンバーで1、2位を争う存在になります。前走から距離短縮組の好走が目立っているフィリーズレビューでは巻き返しに要注意です。

昨年のフィリーズレビューでは、前走阪神ジュベナイルFで17着に大敗していたシゲルピンクルビーが、新馬勝ちした阪神芝1400mに替わり大変身!8番人気で見事勝利した例があるだけに、今年も距離短縮馬から目が離せません。