【北九州記念】ハンデ戦で浮かび上がる意外な傾向!フロックではない高評価が与えられた注目2頭

前走CBC賞を逃げ切り勢いに乗るジャスパークローネ

前走CBC賞を逃げ切り勢いに乗るジャスパークローネ

今週の北九州記念(G3、小倉芝1200m)で押さえておきたいポイントのひとつが、各馬の「ハンデ重量」です。

昨年は16番人気のボンボヤージが「51キロ」という軽斤量で勝利を収めましたが、本当に斤量の軽い馬が有利なのでしょうか?改めてデータを見ていきましょう。

▼北九州記念・斤量別成績(過去10年)
50キロ以下 [0-0-0- 7]複勝率 0.0%
51~52キロ [2-2-1-22]複勝率18.5%
53~54キロ [3-1-6-59]複勝率14.5%
55~57キロ [5-7-3-48]複勝率23.8%
57.5キロ以上[0-0-0- 4]複勝率 0.0%

まずハンデが「50キロ以下」の馬は条件馬であることがほとんどで、昨年もアネゴハダが49キロで出走して4着。健闘こそしましたが、実力的に少し足らなかったのかもしれません。

一方、ハンデが重たい「57.5キロ以上」は出走数も少ないですが、4頭が出走していずれも着外。斤量規定が見直されたため、今年からは「58.5キロ以上」と考えるべきでしょう。この2データは今年出走がなく、来年以降に覚えておきたいところ。

その他の斤量を見ていくと、最も複勝率が高いのは「55~57キロ」に該当するゾーンで、複勝率は23.8%。勝利数も5勝と半数を占めています。ハンデと実力のバランスが取れていることから、馬券的な軸はこの辺りから選択したいところでしょうか。

斤量に関するデータをもうひとつ。ハンデ戦ゆえに、前走との「斤量比較」も見逃せません。

▼前走からの斤量比別成績(過去10年)
今回斤量減[3-5-1-62]複勝率12.7%
同斤量  [5-1-6-63]複勝率16.0%
今回斤量増[2-4-3-15]複勝率37.5%

前走比で今回斤量が減った馬と、同じ斤量だった馬はほぼ互角の成績なのに対して、今回斤量が増えていた馬はダブルスコア以上の複勝好走率を記録しています!

ハンデ戦で前走から斤量増は、ハンデキャッパーが実力を高く評価している証拠。夏競馬は近走の調子も重要になってきますから、前走内容などが評価されて斤量が増えている馬は特に注目しておきたいですね。

今年の出走馬で前走から斤量が増えるのは……

サンキューユウガ(前走54キロ→今回55キロ)
ジャスパークローネ(前走55キロ→今回57キロ)
ママコチャ(前走54キロ→今回55.5キロ)

の3頭です。いずれも買っておきたいところですが、CBC賞組は北九州記念でも好走例が多く、同レースから出走するサンキューユウガ、ジャスパークローネの2頭は馬券に入れておきたいですね!