ルメールJ大喜びのその訳は!?【高田潤コラム】

高田潤

皆さん、こんにちは!!
高田潤です!!

秋のG1シーズン真っ盛りですが、みなさん盛り上がってますかー(^^)!?

先週の菊花賞はクリストフ・ルメールJ騎乗のアーバンシック号が勝利し、クラシック最後の一冠を手にしました!!

皆さんもレースをご覧になられていたとは思いますが、勝利後のクリストフ、めちゃくちゃ喜んでいませんでしたか??

G1勝利は確かに嬉しいと思いますが、数々のG1レースを制しているクリストフがあそこまで喜ぶのは珍しいなと思い、後日直接クリストフに聞いてみました(^^;;

すると、クリストフ本人も「確かにいつも以上に喜んでいたね笑」と言っていて、理由は、菊花賞の1,2,3着は全て自分が乗っていた馬だから、どの馬に騎乗するのか非常に悩んだそうです。どの馬も能力が高く素質があり、悩んで悩んで悩み抜いた結果アーバンシックに騎乗することにしたそうです。

その結果、勝利を手にする事ができて喜びを爆発させたそうです(≧∀≦)!!

非常に羨ましい悩みではありますが、たくさん強い馬に騎乗していても、G1レースで乗れるのは一頭だけですのでトップジョッキーならではの悩みですね(>_<)どの馬を選ぶかも技術のひとつかもしれませんね。

ただ、ジョッキーは騎乗馬の選択を迫られたときに毎回毎回ただ強いからという理由だけで選ぶわけではありません。

オーナーや陣営との繋がりやその馬に対する思い入れなども考慮する場合があります。

一頭一頭すべての馬にたくさんの方々が関わり、ストーリーがあり、最終的にジョッキーがバトンを受け取ります。そしてたくさんの方々の思いを乗せて一頭の馬が走ります。

レースで上手く乗れず悔しい思いをすることもたくさんありますが、僕たちジョッキーはそれだけの責任とプレッシャーを感じながら一頭一頭集中して騎乗しています。

これからもたくさんの方々を魅了できるようなレースを心がけて騎乗していきたいと思います!!