今週の競馬界の出来事

トピックス

■06年凱旋門賞馬引退
31日、腱の故障のために年内の出走を見送っていた昨年の凱旋門賞馬レイルリンク(牡4、仏・Aファーブル厩舎)が、このまま引退することが明らかになった。
来年から種牡馬入りする予定だが、詳細は未定とのこと。


■米の名騎手、引退
31日、米国で数々の大レースを制したホセ・サントス騎手(46歳)がサラトガ競馬場で騎手引退することを発表した。
同騎手は2月に騎乗した際落馬し、複数箇所を骨折。回復が困難なため、引退を決意したとのこと。

23年間の北米での成績は25928戦4083勝。88年にはエクリプス賞最優秀騎手賞を受賞。今年は米国競馬の殿堂入りも果たしていた。


■3冠牝馬、逝く
03年に牝馬3冠を達成したスティルインラブ(牝7)が2日、小腸の腸重積のため、繋養されていた下河辺牧場で死亡した。
今年2月には初子として父キングカメハメハの牡馬を出産している


■騎手の出来事
・1日、小島太一騎手(21歳)が1日付けで美浦・小島太厩舎から美浦・フリーに所属変更したと発表された。

・4日、函館4Rでアリマエンプレスが優勝。騎乗していた岩田康誠騎手(33歳、栗東・フリー)はJRA年間100勝を達成した。

・4日、新潟1Rでステディーラブに騎乗した田中勝春騎手(36歳、美浦・フリー)は史上12人目となるJRA通算1万2000回騎乗を達成した。

・4日、小倉10Rフェニックス賞で福永祐一騎手(30歳、栗東・フリー)騎乗のビーチアイドルが優勝。
この勝利で福永騎手は同レース5連覇を達成した。

・4日、小倉4Rで幸英明騎手騎乗のトップオブボストンが3コーナーで他馬を妨害。
これにより、騎乗していた幸騎手は8月11日、12日の2日間の騎乗停止となった。


■調教師の記録
・4日、小倉1Rでマルブツイースターが優勝。管理する中尾正調教師(69歳・栗東)はJRA通算500勝を達成した。