研究員サカマキ・次走の狙い馬

トピックス

カレンベラッジオ・岩田騎手(牡3、栗東・安田隆厩舎)
8月12日 3回小倉2日目 3歳未勝利(芝2000m) 1人気1着

後半5ハロンが12.0-12.5-12.3-12.1-12.3という上下動の少ない平均ラップを外々を回って進出。
力強いフットワークで抜け出すと、アッサリ後続に3馬身差を付ける圧勝劇だった。
これが実質2戦目だったことを考えれば、強い内容である。
トビの大きな馬で明らかに広いコース向き。中央場所なら更にパフォーマンスを挙げる公算は強い。

マースエンペラー・藤岡佑騎手(牡5、栗東・藤岡健厩舎)
8月12日 1回札幌2日目 3歳以上500万下(芝2000m) 4人気4着

函館芝2600mからの臨戦となったが、道中はむしろ掛かるくらいの行きっぷり。
馬群に入れて宥めながらの競馬だった。
ただ、4コーナーではこれが仇。
密集地帯に入ってしまい、スムーズに捌き切れなかった。
公式記録に載っている通過順位だけ見れば、先行して伸び切れずという見方になるが、実際のレースぶりを見れば情状酌量の余地十分。
サンデー系×ダンチヒの配合なら、もっと短い距離が面白い。

ムーンレスナイト・藤田騎手(牡3、美浦・藤沢和厩舎)
8月11日 1回札幌1日目 3歳以上500万下(ダ1700m) 1人気2着

同日の3歳未勝利戦と同タイムで、1000万条件より1秒遅い決着時計。
時計的には全く評価できないのだが、本馬に限れば話は別。
何よりも道中13秒台のラップが2度入る緩ペースでもシッカリ折り合えたということが大きいのである。
これまで気性難が出世を阻んでいただけに、今後、秘めたる能力を発揮する可能性は高い。
デインヒル×サドラーなら本質的な適性は間違いなく芝。特にマイル路線なら今後の活躍に期待が持てる。