11年4月9日(土)、2回阪神5日目12Rで第29回 ニュージーランドT(GⅡ)(芝1600m)が行なわれ、幸 英明騎手騎乗の12番人気・エイシンオスマンが優勝。勝ちタイムは1:34.5(良)。

2着には1.1/4馬身差で7番人気・エーシンジャッカル(牡3、栗東・高野厩舎)、3着には1番人気・グランプリボス(牡3、栗東・矢作厩舎)が続いて入線した。以上、3頭までNHKマイルCの優先出走権が与えられる。

レースはエイシンオスマン、タツミリュウが好スタートも、外からリキサンマックスがハナを主張。グランプリボスは4～5番手、ラトルスネークは後方待機。 3F通過は35.9とユッタリとした流れでレースが進むと、4コーナー付近では2番手を確保していたエイシンオスマンが直線抜け出し。
後方からもディープサウンド、エーシンジャッカル、グランプリボスらがひと固まりで追い詰めたが、エイシンオスマンが立ち回りの良さをみせて快勝した。

勝ったエイシンオスマンは昨年の6月にデビュー。デビュー戦こそ、アヴェンチュラ(札幌2歳S2着)に敗れたものの、続く未勝利戦を快勝。その後、2勝目を挙げるまで4戦を要したが、前走のスプリングSでは5着に健闘していた。
馬主は平井 豊光氏、生産者は安平の有限会社 ノーザンレーシング。馬名の意味由来は「冠名＋オスマン帝国より」。

騎乗していた幸英明騎手は、JRA重賞通算27勝目で、今年は重賞2勝目。管理する松永昌博調教師は、JRA重賞通算5勝目。ロックオブジブラルタル産駒はJRA重賞初制覇。

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エイシンオスマン
(牡3、栗東・松永昌厩舎)
父：ロックオブジブラルタル
母：ゲルニカ
母父：Luhuk
通算成績：8戦3勝



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