【兵庫CS】初ダートのエーシンブランが逃げ切りで重賞初制覇!

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5月4日(祝・水)、園田競馬場で行われた交流重賞・第12回 兵庫チャンピオンシップ(JpnII)(3歳、1着賞金:2,800万円、ダート1,870m)は、岩田康誠騎手騎乗の4番人気・エーシンブラン(牡3、栗東・坂口則厩舎)が、初ダート挑戦も難なくこなして逃げ切り勝ち。勝ちタイムは2.00.9。

2着には木村健騎手騎乗、地元・兵庫の5番人気・ホクセツサンデー(牡3、兵庫・田中範厩舎)、3着には1番人気に支持されたラヴィアンクレール(牡3、美浦・鈴木伸厩舎)が入っている。

なお、トキノゲンジ(牡3、栗東・梅田康厩舎)は、馬場入場後、競走除外。昨年、交流重賞を2連勝したリアライズノユメ(牝3、栗東・森厩舎)はゲートでやや立ち遅れたが、最後も追い上げるところなく、6着に終わった。

レースはマルモセーラ、リアライズノユメが出遅れ。序盤からエーシンブランがスンナリとハナに立つと、ホクセツサンデー が2番手、ラヴィアンクレールらは中団以降に待機。
1週目の1コーナーに差し掛かるところで、ラヴィアンクレールもジワっと3番手に押し上げるも、向こう正面ではホクセツサンデーがおっつけて追走する中、エーシンブランがスイスイと逃走。 直線に向いても、エーシンブランと後続のリードは縮まることなく、ダート適性の高さを示すように逃げ切り勝ちを決めた。

勝ったエーシンブランは昨夏にデビューすると、デビュー戦・ダリア賞と2連勝。新潟2歳Sでも4着になるなど、仕上がりの早さを見せていたが、キャリア2戦目以来、7戦するも勝ち星に見放されていた。
今回は初めてのダート挑戦だったが、ミスタープロスペクター系のスウェプトオーヴァーボードを父に持つ血統背景が活きたか、ダートを苦にすることなく逃げ切り勝ちを収めた。
同馬の馬主は栄進堂、生産者は様似の栄進牧場。馬名の意味由来は「冠名+白(仏)」。

【岩田康誠騎手のコメント】
「自分でもびっくりしています。スタートを気をつけて、ゲートさえ決めれば前にいけると思っていました。ハナに行っても遊びながら走っているところがありましたし、落ち着きがあったので、これならと思いました。
向こう正面でも、他の馬がいつ来るかと待っていましたが、コチラの方が手応えが良かったです。今日はありがとうございました」

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