【中山グランドJ】柴田大知騎手「ひとつでも上の着順に」

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マイネルネオス(牡8、美浦・稲葉厩舎)

前走・3/6(日)第2回中山4日目4レース・障害4歳以上オープン→1着(1番人気)

中山障害[2-3-2-4]のコース巧者・マイネルネオス。
前走は中山の障害4歳上オープンを快勝したが、軽い故障もあり、ひと休み。約4ヶ月振りのレースとなるも、ハードなコース条件だけに、コース適性がモノを言う面も大きい。

ここ4戦手綱を獲り続けている柴田大知騎手は「ずっと乗せてもらっていて、なかなか結果を出せずに惜しいレースが続いていましたが、前走でようやく勝つ事が出来ました。中山コースは、馬が走り方を知っているかのように上手に走ってくれます。
レース後は軽い骨折が判明して、手術後に楽をさせていましたけど、1週前追い切り(6/22・水)に跨ったときは、体力的に落ちているかと思ったら動きに余裕もあって、良い感じでした。厩舎に来る前に牧場でしっかり乗って来ているので、中身が出来ているんでしょうね」とコメント。

そのコース適性の高さを示したのが、昨年暮れの中山大障害だ。先着された2頭とは離れたが、インからしぶとさをみせて、最後は3着。JG1の舞台でも通用することを証明してみせた。

「昨年末の中山大障害でも3着に来ているように実績は残していますが、斤量も重いですし、障害も大きくて距離も長いので、楽なレースではないと思っています。中山の相性の良さと馬の力を信じて、ひとつでも上の着順に来られるように、一生懸命乗ります」と柴田騎手は謙虚に言葉を選んだが、ここのところ、好リズムが続いている鞍上を背に悲願のタイトルを狙っている。