専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【フェブラリーS】人気薄も決して見劣りしない!
2020/2/22(土)
どうも!美浦の古川です。
土曜の東西2重賞はどちらも二桁人気の超伏兵が馬券に絡んで波乱の結末。小倉も最終週と雨が重なって芝が渋化、高配当決着のオンパレードだったな。
東京を主戦場にしていたオレは大火傷は免れたけど、日曜も油断せず狙いをしっかり絞って買わないと足元を救われかねない。
コロナやインフルのウィルス、花粉といった外敵にも要注意。いろいろと周囲にも気を配りながら、今年最初のG1デーを満喫しようと思ってる。
皆さんも恐れ過ぎずシッカリと準備はして、お近くの競馬場、WINSに足を運んで楽しんでもらいたいな。
【日曜東京11R フェブラリーS(G1)】
<本命馬>
昨年の覇者インティ(牡6、栗東・野中厩舎)がここを目標にキッチリと態勢を整えてきた。前走の東海Sは3着に敗れはしたが、58キロを背負って本番をいかにも見据えた競馬運び。
今度は本来の先行策をとってくるハズで、強力な同型が不在の今回なら持ち味のスピードをフルに発揮できる公算が大。ダートのトップレベルで戦ってきた経験値も強みで、この馬に一日の長がありそう。連覇を期待。
<激走候補>
数では圧倒的に少ない美浦組で面白いと思ってるのがデルマルーヴル(牡4、美浦・戸田厩舎)。最近は地方交流重賞で長めの距離を使われているが、2歳時に1400mで重賞V。東京マイルも経験があるので十分対応可能だとみているんだ。
「芯が入って馬がシッカリしてきた」と厩舎サイドは成長ぶりを強調してたし、テン乗りのデムーロが新味を引き出してくれるような決して見劣りしないんじゃないか。全くの人気薄なので、必ずマークしておきたい。
【日曜小倉11R 小倉大賞典(G3)
<本命馬>
ここは圧倒的支持が予想されるが、3歳クラシック戦線を皆勤してオール馬券圏だったヴェロックス(牡4、栗東・中内田厩舎)の力が抜けている。
初の古馬相手だった有馬記念こそ8着だったが、あの豪華メンバーと一緒に戦って良い経験になったハズ。ローカルでこの相手なら負けられないし、負けちゃいけない一戦だろう。
<激走候補>
ジャパンCはさすがに家賃が高くてダメだったが、ハンデ戦のG3だったらジナンボー(牡5、美浦・堀厩舎)を見直すべきだろう。
早めに小倉入りさせて入念に乗り込んで仕上がりは良さそうで、厩舎関係者も「新潟記念の再現、同馬主丼でしょう」と鼻息が荒かった。先行できる器用さもあるので小倉は案外合ってると思う。
土曜の東西2重賞はどちらも二桁人気の超伏兵が馬券に絡んで波乱の結末。小倉も最終週と雨が重なって芝が渋化、高配当決着のオンパレードだったな。
東京を主戦場にしていたオレは大火傷は免れたけど、日曜も油断せず狙いをしっかり絞って買わないと足元を救われかねない。
コロナやインフルのウィルス、花粉といった外敵にも要注意。いろいろと周囲にも気を配りながら、今年最初のG1デーを満喫しようと思ってる。
皆さんも恐れ過ぎずシッカリと準備はして、お近くの競馬場、WINSに足を運んで楽しんでもらいたいな。
【日曜東京11R フェブラリーS(G1)】
<本命馬>
昨年の覇者インティ(牡6、栗東・野中厩舎)がここを目標にキッチリと態勢を整えてきた。前走の東海Sは3着に敗れはしたが、58キロを背負って本番をいかにも見据えた競馬運び。
今度は本来の先行策をとってくるハズで、強力な同型が不在の今回なら持ち味のスピードをフルに発揮できる公算が大。ダートのトップレベルで戦ってきた経験値も強みで、この馬に一日の長がありそう。連覇を期待。
<激走候補>
数では圧倒的に少ない美浦組で面白いと思ってるのがデルマルーヴル(牡4、美浦・戸田厩舎)。最近は地方交流重賞で長めの距離を使われているが、2歳時に1400mで重賞V。東京マイルも経験があるので十分対応可能だとみているんだ。
「芯が入って馬がシッカリしてきた」と厩舎サイドは成長ぶりを強調してたし、テン乗りのデムーロが新味を引き出してくれるような決して見劣りしないんじゃないか。全くの人気薄なので、必ずマークしておきたい。
【日曜小倉11R 小倉大賞典(G3)
<本命馬>
ここは圧倒的支持が予想されるが、3歳クラシック戦線を皆勤してオール馬券圏だったヴェロックス(牡4、栗東・中内田厩舎)の力が抜けている。
初の古馬相手だった有馬記念こそ8着だったが、あの豪華メンバーと一緒に戦って良い経験になったハズ。ローカルでこの相手なら負けられないし、負けちゃいけない一戦だろう。
<激走候補>
ジャパンCはさすがに家賃が高くてダメだったが、ハンデ戦のG3だったらジナンボー(牡5、美浦・堀厩舎)を見直すべきだろう。
早めに小倉入りさせて入念に乗り込んで仕上がりは良さそうで、厩舎関係者も「新潟記念の再現、同馬主丼でしょう」と鼻息が荒かった。先行できる器用さもあるので小倉は案外合ってると思う。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。