専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【エリザベス女王杯】牝馬同士なら取りこぼせない!
2020/11/14(土)
どうも!美浦の古川です。
土曜競馬で何がビックリしたかって、京都JSでオジュウチョウサンが3着に敗れたことだな。
7か月ぶりだった今回の一敗だけで、“王座危うし”とは思わないが改めて「競馬に絶対はない」という本質を思い知らされた。
大目標までにはもう少し時間があるし、人馬ともダメージがなく、本番へ向けて巻き返してくれることを祈りたい。
さて、明日はGIエリザベス女王杯。今年は阪神で行われるイレギュラーな形なんだが、今の阪神芝はコンディションがイイからな。
紛れを期待するよりも、この条件下でシッカリ力を出し切れそうな馬を狙うのが先決だろう。
有力馬の鞍上に東西の名手が揃ったから、騎手同士の駆け引きにも注目。オレはアノ馬からの流し馬券で勝負するゾ!
【日曜阪神11R エリザベス女王杯】
<本命馬>
昨年の覇者ラッキーライラックの連覇を期待したい。
春の大阪杯では、クロノジェネシス以下を完封して3つ目のG1を奪取。宝塚記念は渋った馬場で不完全燃焼。札幌記念は勝ちに焦った競馬で不覚をとったが、大目標のココに照準を合わせてキッチリ態勢を整えてきた印象だ。
香港遠征を含めて、良馬場の中距離で崩れたのは3歳時の秋華賞(9着)のみ。大舞台で手綱が冴え渡るルメールが鞍上なのも心強く、牝馬同士ならまず取りこぼせない。
<激走候補>
実績上位の人気馬を負かすなら勢いと伸びシロ重視で3歳馬。メンバー最速上がりで秋華賞3着と大健闘をみせたソフトフルートが面白い。
フローラSなどを勝ったミッドサマーフェアの妹なんだが、父がディープになって末脚の安定感がワンランクアップ。
先週、今週とバネの利いた走りを披露して、目下の充実ぶりをアピール。「トモに力がついて走りが良くなっている」らしく、久々にコンビを組む祐一サイドもかなり色気をもっているらしいゾ。
土曜競馬で何がビックリしたかって、京都JSでオジュウチョウサンが3着に敗れたことだな。
7か月ぶりだった今回の一敗だけで、“王座危うし”とは思わないが改めて「競馬に絶対はない」という本質を思い知らされた。
大目標までにはもう少し時間があるし、人馬ともダメージがなく、本番へ向けて巻き返してくれることを祈りたい。
さて、明日はGIエリザベス女王杯。今年は阪神で行われるイレギュラーな形なんだが、今の阪神芝はコンディションがイイからな。
紛れを期待するよりも、この条件下でシッカリ力を出し切れそうな馬を狙うのが先決だろう。
有力馬の鞍上に東西の名手が揃ったから、騎手同士の駆け引きにも注目。オレはアノ馬からの流し馬券で勝負するゾ!
【日曜阪神11R エリザベス女王杯】
<本命馬>
昨年の覇者ラッキーライラックの連覇を期待したい。
春の大阪杯では、クロノジェネシス以下を完封して3つ目のG1を奪取。宝塚記念は渋った馬場で不完全燃焼。札幌記念は勝ちに焦った競馬で不覚をとったが、大目標のココに照準を合わせてキッチリ態勢を整えてきた印象だ。
香港遠征を含めて、良馬場の中距離で崩れたのは3歳時の秋華賞(9着)のみ。大舞台で手綱が冴え渡るルメールが鞍上なのも心強く、牝馬同士ならまず取りこぼせない。
<激走候補>
実績上位の人気馬を負かすなら勢いと伸びシロ重視で3歳馬。メンバー最速上がりで秋華賞3着と大健闘をみせたソフトフルートが面白い。
フローラSなどを勝ったミッドサマーフェアの妹なんだが、父がディープになって末脚の安定感がワンランクアップ。
先週、今週とバネの利いた走りを披露して、目下の充実ぶりをアピール。「トモに力がついて走りが良くなっている」らしく、久々にコンビを組む祐一サイドもかなり色気をもっているらしいゾ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。