専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【チャンピオンズC】名門ステーブルが「負けない」とジャッジ!
2025/12/6(土)
どうも!美浦の古川です。
昨日推奨した葉牡丹賞のポルフュロゲネトスは2着だったが、勝ったサノノグレーターの強さには驚いたな。こちらもイイ話の届く尾形和幸厩舎の馬で、次以降も楽しみだ。
あとは、横山和生騎手と横山武史騎手の活躍も目立ったのが土曜日の中山。二人とも日曜日も中京には乗りに行かず中山なので、またワンツーが続出するかもしれないぞ。
- 本命馬
- ⑫ナルカミ
レモンポップの連覇に続き、田中博康厩舎の3連覇へ。ナルカミが本命だ。
「負けませんよ」と穂苅助手からも自身の言葉を聞いたが、田中博康厩舎といえばレモンポップの引退後もミッキーファイト、ナルカミ、サトノボヤージュと各世代に超大物がズラリ。OP級となると両手に余るほど輩出してきた。
これだけ一流のダート馬を鍛え上げてきた田中博康厩舎が負けないというなら、そのジャッジは信用していいだろう。3歳でここを勝てば、来年はどこでどの馬と戦うことになるのかますます楽しみになる。
- 激走候補
- ⑯ルクソールカフェ
ナルカミに対抗できるとしたら同世代のルクソールカフェだな。
大井のジャパンダートクラシックではナルカミに完敗したが、この馬にとっては中央の馬場、1800mの方が条件は好転する。武蔵野Sで能力の高さはしっかり見せたからな。
大外枠の影響か思ったより人気がないが、元々この馬は超大型でカフェファラオの弟でもある。内を引いたからといって馬群の中で器用な競馬はできないだろうし、外枠からいつも通りの形を貫けばいいだろう。
プロフィール

古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。






