専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
この馬で片目を開けたいアノ厩舎!
2015/1/16(金)
どうも!美浦の古川です。
今年の競馬は3週目に入るが、まだ勝っていない厩舎やジョッキーはそろそろ片目を開けたい(初勝利をあげたい)ところ。土曜の「穴ズバッ」で取り上げるのも、厩舎サイドが「今年の初勝利はこの馬で」と力が入っている馬である。
中山11RニューイヤーSの⑩アルフレードを管理する手塚厩舎も、今年未勝利で「この馬で決められれば最高」とテキは期待している。前走は12番人気の低評価ながら0秒1差の4着に好走したが、手塚師は「休ませて凄く良くなっているから、もしかするかも」とレース前から期待していた。2歳時には新馬戦から3連勝でG1朝日杯FSを勝ち、3歳時でもNHKマイルCで2着したほどの実力馬で、いい頃の状態に近づいたとなれば走って当然である。
今回は短期放牧明けになるが、「ここを目標に乗り込みは十分。最近は馬自身も自信を取り戻してきた感じで、ゴール前までしっかりと伸びてきている。実績のある中山なら更に楽しみ」と期待十分。全幅の信頼とまではいかないが、まだ人気になりそうにない今回は狙って損はない。
先週日曜にオススメして勝ったオメガキングティー(単勝2800円・複勝830円)のように、ここは単複で狙いだ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。