前走の福島牝馬Sで初重賞制覇を遂げたコスタボニータが充実期に突入気配。栗東ウッドの1週前追いでは格下の調教パートナーを約5馬身追走すると、懸命に食い下がる僚馬を尻目に約1馬身先着しました。

また福島牝馬S1着時は全体時計をセーブ気味の調整だったのに対し、今回は輸送距離が短い京都開催ということを考慮しても、5ハロンの比較で3秒弱速いタイムをマークしたのは見逃せません。

BEFORE （前走：福島牝馬S1着）

1週前 栗東ウッド（良）
86.1	69.5	54.1	38.1	23.1	11.4	強め

AFTER （今回：マーメイドSの中間調整）

1週前 栗東ウッド（良）
82.8	66.7	51.7	36.5	22.9	11.4	一杯

参考までに同馬は調教の動きとレース内容が直結するタイプ。オープン昇級直後の23年阪神牝馬S3着、23年クイーンS3着時も今回と同じく、1週前追いの栗東ウッドで速い時計をマークしています。

また最終追いは坂路に舞台を移し、終い重点でサラっと流すのも好調時の特徴。前走55キロでG3を制しながら今回はわずか1キロ増の56キロとハンデにも恵まれた印象で、いまの充実ぶりなら重賞連勝の場面があっても驚けません！

先週の函館スプリントSは単勝18.5倍(5番人気)の伏兵、2着ウイングレイテストの変身ぶりを事前予告！

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