調教ビフォーアフター馬
◎ウイングレイテスト
(牡6 美浦・畠山吉厩舎)

大阪杯の当欄で推奨して逃げ切ったジャックドールと同じく、調整内容に大幅な良化が感じられる1頭が米子Sに出走を予定しているウイングレイテスト。

ジャックドールは天皇賞・秋の1週前追いで、栗東ウッドの自己ベストとなる5ハロン64秒0の好時計をマーク。しかし、一転して最終追いは5ハロン71秒0(馬なり)と、G1の最終追いとは思えない平凡な時計で4着に敗れました。

今回のウイングレイテストもダービー卿チャレンジT時の1週前追いにて、馬なりで5ハロン63秒7の猛時計!? ところが最終追いは終い重点とはいえ5ハロン69秒6と明らかに手控えられており、その影響かゴール前で伸びを欠き5着に敗れてしまいます。

BEFORE (前走:ダービー卿チャレンジT5着)
当週 美浦ウッド(良))
88.4 69.6 53.8 38.6 24.5 11.7 馬なり
AFTER (今回:米子Sの中間調整)
当週 美浦ウッド(良)
83.6 66.7 52.0 37.4 23.4 11.0 馬なり

前走の敗戦を糧に今回は関西圏までの輸送がありながら、5ハロン66秒7は水準以上の動き。しかも持ったままラスト1ハロン11秒0を叩き出すなど、理想的な調整を施されているのは注目でしょう。

今年のダービー卿チャレンジTは2着ジャスティンカフェが先週エプソムCを快勝。7着レッドモンレーヴが京王杯SCと2頭の重賞勝ち馬を輩出しているレベルの高い組み合わせで、従来の調整パターンに戻した今回は本来の姿を見せてくれるに違いありません!

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