調教ビフォーアフター馬
◎ナムラクレア
(牝4 栗東・長谷川厩舎)

札幌移動前の栗東で最終調整となる8/9(水)に出した5ハロン64秒4は、前々走の高松宮記念2着時にマークしたウッドの5ハロン自己ベストに0秒1差の好時計。しかも当時はG1前の1週前追いとあって手応えは“一杯”に対して、今回は“馬なり”です。

参考までに2週前の5ハロン64秒4は、当日に追われた馬で2位に1秒近い差を付ける1番時計。馬場差もあるとはいえ調教内容からスプリンターズSの叩き台という雰囲気は全く感じられません。

BEFORE (2走前:高松宮記念2着)
1週前 栗東ウッド(良)
79.8 64.5 51.1 37.0 22.9 11.5 一杯
AFTER (今回:キーンランドCの中間調整)
2週前 栗東ウッド(良)
79.4 64.4 49.8 36.1 23.3 12.1 馬なり

補足として札幌には芝とダートしか調教コースがありません。そのため普段と同じ調整ができないことを考慮して、北海道へ移動前にビッシリ追い切った印象。現地到着後も2週続けて芝コースで軽快なフットワークを披露しており、走れる状態に仕上がっています。

状態に関しては8着に敗れた前走のヴィクトリアマイルを上回るほどで、前哨戦仕様という安易な受け取りは禁物です!

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